Microsoft Copilot for Microsoft 365 はそれ一つで Microsoft 365 E3 に近い価格となっているため、できる限り利用度を高めたいと思うの提供している側の意志ではないでしょうか。
そんな意思を尊重するために Microsoft 365 管理センター内には利用状況レポートという機能で活用具合を計れるようになっているのですが、この表示内容に変化が生じる旨の話題が出ていました。
今までは「 Copilot チャット」利用者と「 Teams Copilot 」の利用者は別のくくりとして考えられていたのですが、 2024 年 7 月頃より「 Copilot チャット」利用者の数が「 Teams Copilot 」の利用者に含まれるようになるとのことでした。
正直これは今までが乱暴だったように思うのですが、 Teams の Copilot アプリの利用者は Teams Copilot の利用者としてみなされていなかったのです。
この画面は Copilot チャットの利用としてカウントのみなされていたというわけですね。
実際、 Teams の機能を活用している感は若干ないので、まあわからなくもないのですが、おそらく使っているのに使っていないといわれた。というようなサポート依頼が多かったのかもしれません。
この変更によって何が変わるかというと、 Teams Copilot の利用度が増えます。
具体的には以下のレポートですね。
https://admin.microsoft.com/#/reportsUsage/CopilotActivity
Copilot for Microsoft 365 のレポートにある Teams のアクティブユーザーに上記機能を活用したケースが含まれるようになる。という感じですね。
これはまだ動いていないところだと思うのですが、 Copilot チャットのユーザー数と Teams のユーザー数が近くなるということを指しています。
過去と数値の水準が変わるため、経年の比較がしにくくなるという問題が出てくるものと思われます。レポート明細から Teams Copilot の値は取り扱いを注意しておきましょう。
音楽：Art-school-hood
