Outlook で Copilot for Microsoft 365 を利用される方は、基本的にメールの作成やその要約などが主な用途になっているかと思いますが、 2024 年 9 月頃より利用可能範囲が拡大され、予定表関連の動作でも Copilot が活用できるように変更されていました。
今回はそんな「 Copilot を使用してスケジュールする」ボタンを見ていきたいと思います。
この機能は、メール機能の中にあるホームリボンの返信などのボタン右に用意されています。
クラシックリボンだとこんな感じですね。
AI 機能はなぜか星印が表示されているのが印象的です。
この機能をクリックすると、表示中のメールに関連するユーザーに対して、会議を設定してくれます。
会議時間はおそらく直近で参加者が空いている活動時間帯となっているようです。
時間指定の自動化はうれしいですね。
下部を見ていくと、 Teams 会議が設定され、さらに Copilot の要約が提供されていることが見て取れます。
なんというか、 Copilot に求めたかった機能が凝縮されているように感じますね。
このボタン一つで何かしてくれるところはまさに Copilot という感じがしてなりません。
機能としての面白みはあまりないかもしれませんが、実用度はかなり高いので、まだ利用されていない方はぜひ一度動作を確かめてみてください。
ちなみに、メールの返信としてこのボタンを押すことができるのですが、会議予定に対しては押せないように制御されていました。
今後は会議の続きの意で、前回の会議の要約などもやってくれるようになるとよいのですけれどねー。期待して待ってみましょう！
音楽：豹
