Microsoft 365 SharePoint の動画再生機能が刷新されていました

SharePoint Online には様々なファイルをプレビューするためのビューワーが提供されていますが、その中の一つである動画再生ビューワーが新しいインターフェースとなっていました。

そのインターフェースは以下です。
今までとの大きな違いは、下段中央に再生ボタンなどのコントロールが配置されていることでしょうか。

また、ビューワーのためか再生、音量、フルスクリーン、設定の 4 つの項目のみと、非常にシンプルな設定項目群となっているようです。

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ちなみに設定ボタンを押すと解像度を選択することができます。

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240P だとこのレベルの解像感ですが、、、

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1080P にするとここまできれいになります。

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再生前に設定しておくと、キャッシュを始める量が異なるためか、ネットワークへの負荷も大きく異なってくるようです。
中央付近の山は 1080P で後半の低くなっているところは 240P で再生を行っている個所となります。

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動画によっては再生ボタンを押しても画面が動かないというケースもあったため、若干動作は不安定なのかなという印象を持ちました。
ちなみに動画上で右クリックを行うと、ループやコントロールの表示ボタンが出てきます。

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コントロールの表示を押すと、昔のコントロールが後ろに表示されるという動作になるみたいです。

後ろに隠れているためボタンは押せません。そのうち改善されるのではないかと思われます。

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インターフェースは新しくなったものの、機能面ではあまり変化はしていないように思えました。
ただ、この変更が今後の動画関連のインターフェースになっていくことは間違えないでしょう。

というもの Stream が Stream on SharePoint に進化するというアナウンスがなされているため、この対応へのスタートになるのではないかと。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/stream/streamnew/new-stream?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

動画と Microsoft 365 が密に結合してくるというわけですね。この動向も気になる感じですね。

音楽:クロケット ベシャメルソース

Windows10 Edge のプライベートモードでは簡単に新しいタブで開かないよう設定ができます

Bing の仕様が変わり、検索ごとにタブが増殖するという状態になってからかなりの月日が経っていますが、 Edge の Inprivate モードではこの状態を簡単に変更するためのトグルスイッチが用意されるようになったようです。

以下中央上部のトグルスイッチですね。通常モードだと出ないリンクです。
これをオフ(左側)にしておくと、同一タブ内でページ遷移が行われます。

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上記の画面は Inprivate です。通常の画面だとこの形になります。
ちょうどトグルスイッチのところだけ空きがある感じです。

この図では Microsoft アカウントにサインインしている形ですが、サインイン状態は関連しないようでした。

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ちなみに IE mode でも試してみましたが、こちらでもトグルスイッチは表示されません。 Chrome でも試してみたのですが、スイッチは出てきませんでした。この機能は Edge 専用の機能なのでしょう。

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ちなみに通常の Edge では以下の手順で新しいタブで開かないよう設定することができます。

ハンバーガーメニューの詳細をクリックして、、、

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検索項目の一番下、検索結果のところにあるチェックボックスを外すと同一画面遷移となります。

なぜか検索結果のニュースタブの動作だけチェックが分かれており、通常検索は同一タブ遷移、ニュースタブ内は新しいタブで開くといった使い分けができるようです。

ニュースは複数同時に開くというケースが多いのでしょうね。

この動作は理にかなっている気がします。
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新しいタブで開く動作、結構不人気だったりするんですよね。

このトグルと設定をチェックし、自分の使いやすいように設定しておくとよいと思います。

音楽:覇王序章

Microsoft 365 Office テレメトリダッシュボードがバージョン 2208 で EOS を迎えることになりました

2021 年 6 月に開催されたマイクロソフトの取締役会で ナデラ CEO が会長兼 CEO と兼務となったことが発表されたようです。

現会長は取締役になるようですね。

そんな新しい発表がなされた良いタイミングですが、同時に消え去るものも。。。

という訳で Office テレメトリダッシュボードが 2022 年 8 月リリースのバージョン 2208 で EOS となることが決まったようです。

テレメトリダッシュボードというのはスタートメニューの Microsoft Office ツールにある機能の一つです。

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起動すると Excel が起動し、 Office のデータを効率的に収集できるツールとなっています。

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Excel ベースにすることで、小規模の組織でも導入しやすいように配慮していたのかと思うのですが、 SQL Server Express のインストールが必要だったり、さまざまなソフトを導入しないと使えないため、利用するために SIer に依頼するということも多くあったのではないかと思います。(私も導入案件にかかわったことがあります。)

以下のタイミング以降に順次利用できなくなります。( 2019 などのバージョンに入っているものはサポート期間中は利用できるため、本格的に利用できなくなるのは 2025年以降となります。)

https://docs.microsoft.com/ja-jp/DeployOffice/compat/telemetry-dashboard-removal?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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この docs にもあるようにエージェントとダッシュボードの Excel ファイル以外は自動的には削除されないため、利用が終わったら削除する必要があります。

今後は MECM などの統合管理ツールがこの役割を担っていくことになるようです。
やはり Office 365 単独での役割と Microsoft 365 ( EMS )を組み合わせた役割の差が明確になるので、わかりやすく整理されたという感じでしょうか。(利用している方からは同じライセンスの枠内で利用させよ。と憤りがありそうな気もしますが汗)

いずれにせよ終了時期が決まってしまったので、利用されている方は移行を意識しつつ、備えを行っておく必要がありそうですね。

音楽:現世夢幻

Microsoft 365 Defender の説明が公開されていました

Microsoft 365 セキュリティセンターが一部改変されて Microsoft 365 Defender に変化しつつあるのですが、この変化がどういったものか、説明している資料が公開されていました。

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この docs です。

やはりセキュリティセンターの更新されたUIというのが位置づけで、 Defender 関連の機能を統合したダッシュボードのような位置づけとなるようです。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/security/defender/m365d-enable?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&view=o365-worldwide

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上記 docs にも記載がありますが、対応しているライセンスは E5 系、すなわちエンタープライズ向けのセキュリティに特化した機能を提供する形になっています。

さっそくアクセスしてみましょう。

https://security.microsoft.com/

初回アクセスは Tips が表示されるため、どういったことができるのかはこれを見るとわかるかと思います。

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ツアーは全部で 8 つあります。
1 つ目は攻撃と思われる情報の一覧です。

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インシデントとアラートに分かれており、インシデントは CAS と連動して何が起きたか教えてくれるようになっているようです。

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インシデントを選択すると、サマリー情報になります。

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アラートだったので、クリックしていくと CAS へ遷移しどういった事象が発生したのが確認できる。という状態でした。

これはかなり便利ですね。システムに詳しくなくても脅威かどうか判断が付けられます。

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アラートの方も、同じようなインターフェースとなっています。

選択していくと、、、

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起きた事象が表示されます。

アラートが問題だったかも設定でき、状態が調整されていくように見えますね。

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続いて追及です。ここでは Graph API なのでしょうか、イベントが入った DB からクエリーを基に情報を抜き出すということができるようです。

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高度な追及を見ていくとスキーマというところにメールやデバイスなどの箱があり、右側でクエリ実行することでその情報が取れるようになっています。

メールイベントは送受信などが入っていたので、ログのようにも見えました。

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ライセンスによってはサインインの一覧なども確認できるのでアクセスの追跡などにも活用できそうです。

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3 つ目はアクションセンター。

説明文からすると、問題が発生した際に起こしたアクションの状態をここから確認できる。という風に読み取れます。

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最初は何も表示されていなかったので、ウィルス駆除などがここで出るのではないかと思われます。

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4 つ目は脅威の分析です。

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実はこの機能、ここが要なんじゃないかというくらい面白い機能です。

Microsoft が検知し、直近世界的に行われている脅威が羅列されており、そのアタックが自テナントに対して行われたかどうかを表示してくれるようです。

ここを見ておけば攻撃されているかすぐにわかるという訳ですね。すごい!

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ここから先は環境によって異なるようです。
Defender for Endpoint  関連のライセンスがあればエンドポイントが表示され、デバイスの検索などが行えます。

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メニュー構成はこんな感じでした。 Intune との連動を促すメニューなどもあったので、 Intune のダッシュボード的な位置づけにもなってくるのかもしれません。

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Office 365 関連のライセンスがあればメールとコラボレーションが表示されます。

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マルウェアの受信がないかなどをリアルタイムで確認できるエクスプローラーにはここからアクセスする形になります。

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エクスプローラーからは 20 万レコードのエクスポートができるようです。
監査ログなどは 5 万件までのエクスポートだったと思うので、ここが広がってくれるのはありがたいですね。

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調査できる範囲はマルウェアだけでなく以下のセットがありました。

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エクスプローラーでは Defender for Endpoint と連動し、問題を調査することもできるようです。ここまで来てくれると Microsoft 365 というスイートで買う意味が出てきますね。待ち望んでいた世界観です。

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管理と構成の区分は Microsoft 365 管理センターから移設されている部分があるようです。

ロールの違いはあるもののそれぞれのロールで必要であろうという観点で用意されているように思えます。

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この近辺のメニューはこんな感じですね。

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最後にフィードバック。

今までこのような形で案内されていたかな。という感じですが、フィードバックをさらに求めているということなのでしょう。

作りっぱなしにはしないという意気込みが感じますね。

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というわけで、長々と紹介させていただきましたが、この機能、かなり有用な感じがします。

E5 系のライセンスと管理者アカウントをお持ちの場合はぜひ一度アクセスしてみることをお薦めします!

音楽:dew

Microsoft 365 Exchange Online のフィッシング対策機能がボタン一つで設定できるようになるようです

Microsoft 365 メッセージセンターにて流れてきていたのですが、初めて該当する方からメールが送付されたときに情報バーを出すための機能を 2021 年 8 月末までに Microsoft 365 セキュリティセンター内からせってできるようになるという案内が入ってきました。

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若干何を言っているのか頭に入ってこなかったのですが、 2020 年 9 月時点でこの機能が組み込まれており、 Exchange Online のトランスポートルール設定で有効化できたようなのです。

以下 docs の中段にある内容ですね。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/security/office-365-security/set-up-anti-phishing-policies?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&view=o365-worldwide#impersonation-settings-in-anti-phishing-policies-in-microsoft-defender-for-office-365

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どうも Exchange Online 管理センターからルールの新規作成で組織外の送信者だった時にメッセージヘッダー X-MS-Exchange-EnableFirstContactSafetyTip を値 Enable で付与すればよい。ということのようです。

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日本語の docs 訳だと設定する値が分からなくなっちゃってますね汗

で、本題なのですが、この機能をセキュリティセンターのポリシーとルール、脅威ポリシー フィッシング対策内でチェックボックスで設定できるようになるようです。

以下アドレスから移動するとわかりやすいかと思います。

https://security.microsoft.com/antiphishing

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いつのまにか Microsoft 365 Defender となっていますね、、、先月までは Microsoft 365 セキュリティだったのですけどね。
Microsoft 365 セキュリティセンターが新しくなっていました - ()のブログ (hatenablog.com)

最近は脅威が増え、管理も大変になっているので、ぜひこの機能は有効化しておくのがよさそうですね。

システム屋さんの感覚だとどうしてもこの手のメールは受信させないようにすることに重点を置きがちですが、手を打ってもかいくぐってくることが多い時代なので、注意を促しユーザー側に委ねていく。という観点も重要になってくるのかと思います。

音楽:ARCADIA

Microsoft 365 製品条項のサイトが分かりやすくリニューアルしていました

マイクロソフトのライセンス関連が分からなかったときに重宝する Microsoft Licensing というサイトがあります。

今まではこのサイトにアクセスしたうえで PDF ファイルをダウンロードし、ちまちまと確認していたのですが、いつの間にか Web ベースで確認できるようにパワーアップしていました。

https://www.microsoft.com/licensing/terms/ja-JP/welcome/welcomepage

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例えば Microsoft 365 の Unattended ライセンスを確認したいときは以下の流れで調べることが可能です。

まずはライセンスのプログラムを選びます。

中央にある赤い ! をおして、ライセンスの種類を選びます。私が良く見るのは EA なので、「エンタープライズ」から始まるものをドロップダウンから選択しました。

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するとこんな感じに選択 OK というマークが出て利用できるようになります。

次に左側の検索語句に確認したい内容を入れていきます。今回は Unattended としました。

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そのまま検索すると Microsoft 365 と Power Platform が表示されましたね。

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Microsoft 365 を選択したらなぜか英語になってしまったので、ここからさらに右側にある言語ボタンを押します。

ここで Japanease を選べば日本語に早変わりです。

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ここが 製品条項のページなのですが、すべてをチェックするのは大変なのでブラウザーの検索を活用して関連する箇所を調べていきましょう。

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といった感じで簡単に必要な情報にたどり着くことができました。

今回、これを確認したかった理由は Unattended ライセンスの Microsoft 365 と Power Platform での違いを確認したかったのですが、見事両方チェックすることができました。

新しいサイトは視認性が高くわかりやすいのでお薦めですね!

音楽:ヒトリッコ

Microsoft 365 OneDrive for Business の同期で PST ファイルのバージョン保持数が変更されるようです

今週も残念ながら Windows 10 の Insider Build リリースは行われませんでした。
これは今後数週間続くようで、 Dev Channel では差分更新(= QU )のテストに注力していくようです。

6 月 25 日の Next Windows 発表に合わせて新しい機能を発表するなどの流れに持っていきたいということなのでしょうか。それはそれで楽しみです。

という訳で今週は Microsoft 365 の話題を。

メッセージセンターを読み返していたところ PST ファイルの同期に関する話が載っていたので話題にしていきたいと思います。

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簡単に説明するとこんな感じです。 Outlook アプリのデータ格納領域となる PST というファイルがあり、そのファイルを OneDrive アプリで同期対象としている場合とってもすごい勢いで更新されるためバージョンがどんどんふえていく。その結果、短期間で SharePoint や OneDrive の容量を圧迫してく。というのが今までの仕様だったのですが、これを 2021 年 8 月 16 日から PST ファイルに限り 30 日 30 ファイルに制限をかけたバージョン保持に変更することになったとのことです。

ただ、今まで通りの動作を残すこともできるようで、 6 月 28 日リリース予定の SharePoint Management Shell でオプトアウトパラメータが提供されるとのこと。

Set-SPOTenant -DisableOutlookPSTVersionTrimming $true

コマンドは上記の内容になるようです。

一般的には上記オプトアウトを行う必要はなさそうですね。
ただ、 PST ファイルの OneDrive アプリでの同期はそもそも非推奨となっているため、間違えて同期しているケースへの対処というイメージなのかもしれません。

知らず知らずに同期しているということもありうるので、こういった調整はありがたいですね。

という訳で、 PST ファイルの同期を行っている方は一度確認しておくとよさそうです。

音楽:Final shore~おお、再臨ありやと