Microsoft Edge サイドバーのクイック アクセスは利用頻度を見ているようです

Edge を起動していたら、サイド バーに吹き出しコメントが表示されました。

よくよくその内容を見ていたら、どうもアプリの利用頻度を見て表示状態を切り替える機能が追加されたようです。確かにこれらのアプリはあまり起動させていなかったですね。。。

「アプリの非表示」を押すと、そこで選択していたアプリが非表示となります。

非表示となったアプリは、 + ボタンを押すことでクイックアクセス内に表示されています。

これをクリックすることで今までと同じようにアプリを起動することも可能です。

その場合はこんな感じにアプリ群の一番下にあるバーのさらに下に表示されるようになっています。

さらにこの状態で「アプリを終了する」ボタンを押すとサイド バーからも消えていきます。今までのようにサイド バーに表示を残したい場合は「サイドバーにピン留め」を押しましょう。そうすると元の場所に戻る仕様となっています。

このメニューはピン留めされているアイコンを右クリックしても出てきます。

この時はピン留めを外すというメニューになっているので、自分から表示を減らしたいときはこれを使うとよさそうですね。

Edge のサイド バーも最近は見慣れてきて、この場所にあってもあまりブラウジングに影響はないことが見えてきたかなと思います。

Copilot in Edge もよい感じに動作するので、この流れは見守っていきたいところですね!

音楽:海賊のシンフォニー

Microsoft Copilot Studio 費用と環境について確認してみました

久々に Microsoft の Tier1 イベントとなる AI Tour Tokyo が 2024 年 2 月 20 日に開催されました。

今回はマイクロソフトさんの支援ということで Microsoft Copilot Studio のワークショップにおけるサポート対応をさせていただきました。その中で Copilot Studio の利用範囲の広さを再認識するとともに、ちょっと不明瞭だった点もあったので今回まとめておきたいと思います。

まず、 Copilot Studio は Power Virtual Agents の機能を内包した後継のような扱いとなっています。

この辺りはすんなり入ってくるところかと思いますが、 Copilot の名がついたことにより生成 AI の対応が内包されるような形になったのです。

そのため費用面での変更が大きく入っており、最終的に以下のような価格帯になっています。

これは Microsoft 365 管理センターのマーケットプレースの価格ですが、月 30,000 円で容量付加のライセンスとなっています。

肝心の容量についてですが、 25,000 メッセージの価格となっていました。

https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2085130

小さく書かれているのですが、生成 AI に関する会話は 2 メッセージとしてカウントするとなっているため、倍の価格になるという見え方ですね。

では、どのような GPT のモデルが利用されているのか。という点が次に気になるところです。

これについてはコミュニティに回答がありました。 own model ということで、独自実装パターンのものとなっているみたいですね。 GPT4.0 ベースなのかなと思ってみていました。

もちろん Open AI Studio との連携もできるので、その応答の違いなどは今後チェックしていきたいところです。

https://powerusers.microsoft.com/t5/Building-Copilot-Studio-Chatbots/Microsoft-Copilot-Studio-pricing/td-p/2532781

また、 Copilot Studio では SharePoint との連携もできるとのこと。これはかなり利用の幅が広がる感じがしました。 Learn に書かれているこの辺りですね。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/nlu-generative-answers-sharepoint-onedrive?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

最後に Copilot Studio のアイコンです。
本当は SVG ファイルを見つけたかったのですが、この ico ファイルしか見つけられなかったのです、、、

https://copilotstudio.microsoft.com/favicon.ico

Copilot Studio はこれからかなりいろいろなところで利用されるのではないかと思っています。ぜひ一度トライアルを行い、どのようなものか見ていただければ幸いです。

音楽:破軍

Microsoft 365 Outlook アカウントを複数登録できるようになっています

new Outlook が利用され始めたことで、 Outlook が Web ベースの仕組みに変わっていますが、今までは複数のアカウントを登録することができませんでした。

しかし、 Outlook のアプリとしては一般的な Web メールとの差としてこの点を売りにしていたこともあり、 2024 年 2 月から正式に複数アカウントを取り込むことができるようになったとのことです。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/outlook-blog/how-licensing-works-for-work-and-school-accounts-in-the-new/ba-p/4047361?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

実際には少し前から複数のアドレスが利用できていたと思いますが、 Microsoft 365 のアドレスは一つまでなどいくつか制約があったかと思います。これらが解除されたということですね。

実際に私の環境も こんな形で 3 つのアカウントが同時に存在できています。うち 2 つが Microsoft 365 でもう一つは MSA となっています。


アカウントの追加ボタンを押すとこのような形で様々なアカウント種類に対応しているというところは今までと同じように見えます。

大きく異なっているのは、 設定 - アカウント - メール アカウントにある設定でしょう。

 

ここで Microsoft 365 アカウントを選択すると「プライマリ アカウントとして設定」というボタンが用意されており、これを押すことで Outlook におけるライセンスをこのプライマリ アカウントに設定したものに置き換えることができるようになったようです。

 

この機能を利用することで、 Copilot for Microsoft 365 の対象となるかなどを制御できるようになるのかなとも思ったのですが、残念ながら Copilot の機能はライセンスのあるテナントでしか利用できませんでした。

複数 Microsoft 365 アカウントを持っている場合はうまく活用するとよいでしょう。

音楽:西ヨーロッパ

Windows 11 Insider Preview Build 26058 リリース

今週も Windows Insider Program は元気に活動を続けています。

まずは Release Preview Channel ですが、 Build 22621.3227 と 22631.3227 がリリースしています。  22H2 と 22H3 向けが出たということですね。

これらは Beta Channel で提供された機能が反映待ちとなった感じですね。

音声アクセスの機能拡充やファイル共有時の連絡先取得方法の変更などが行われています。

また、 Windows 10 の Release Preview Channel も Build 19045.4116 に更新され、 Windows スポットライトが使えるようになっています。

Windows スポットライトはデスクトップで定期的に新しい Bing の風景画を表示させる機能です。 結構よい風景が多いのでお薦めのものとなっています。

また Windows 10 でもエクスプローラーからのファイル共有に更新が入っているようで、 WhatsApp 、 Gmail  や Facebook に共有する機能が加わったとのこと。

これ私の Windows 11 では WhatsApp 以外は出てこないような気もするのでちょっとアプリの選定は何らかの制御があるのかもしれません。

Beta Channel では Build 22635.3209 がリリースされています。

こちらも Dev Channel でリリースされた Android のキャプチャと Snipping Tool 連携が実装されたとのこと。

iOS の連携はいつもながらまだやってきていないのですが、写真を撮ったら Snipping Tool が通知を行ってくれるので、写真の編集が格段に速く行えるようになる機能です。とてもうらやましい、、、

さて、前回より Dev と Canary が同じ Channel になっていますが、今回も同じ Channel が適用されて双方ともに Build 26058 となっています。

今回もよい新機能が!

まずは Win + Ctrl + X で呼び出せるカーソル位置の表示機能です。

以下を見てもらうとわかるのですが、カーソルがどこにあるか一目瞭然となる機能です。

これ、キャプチャを取りたかったのですが、キャプチャは行えないようになっていました。(マウスはもともと表示されないのでそういった扱いになっているということです。)

最近の Windows 11 はテキスト編集時の I ポインタが真っ白になっているので、メモ帳を開いたりブログを書いたりしているとカーソルを見失いやすかったんですよね。これを防げるのはとてもありがたいです。

設定は アクセシビリティ - マウス ポインターとタッチ内に用意されています。

線の色を様々に変えられるようになっています。

他には Win + Ctrl + S ショートカットで音声アクセスが呼び出せるようになりました。

音声アクセスはまだ英語圏だけで利用できる状態なので、早いところ日本語でも利用できるようになってもらいたいですね。

さらに、エクスプローラーでファイルを選択して右クリックしたときに出る切り取りやコピーなどのアイコンにキャプションが付くようになりました。

見たとおり、かなりわかりやすくなっていますね!

さて、今回の Dev / Canary Channel は ISO もリリースされています。

新規導入の際はこれらを利用するようにしましょう。

https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

音楽:CATALINA ~カタリーナのテーマ~

Microsoft 365 SharePoint Premium に試用期間が設けられています

最近の Microsoft は生成 AI を中心に動いている感が強いですが、 AI は GPT だけではありません。特に Microsoft 365 では Microsoft Syntex も推し機能の一つとして取り上げられる機会が増えている気がしています。

そんな中、 GPT 以外の AI 機能を一般に根付かせるために、 2024 年 6 月までの期間限定で Syntex のプロモーションを行なわれています。

詳細は以下の Learn にあるのですが、表になっていたのでピックアップしておきます。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/syntex/promo-syntex?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

もともと SharePoint Syntex という名前だった時は人ごとに課金する形で月に多くの支払いが必要だったのですが、 SharePoint Premium という名前を得たときに Azure の課金に準ずる形で従量課金となったため、その視点を活用してのプロモーションとなっています。

特に OCR や翻訳などは専用のシステムを用意して OA 環境を整備していたケースが多かったのではないかと思っています。

この機能を使うとに組み込まれることで、ドキュメントライブラリーにアップロードされたタイミングで変換をさせるといった動作を組んで課金なく動作検証ができるようになるため、本当の意味でプロモーションとなりそうです。

本格利用としては小さめの規模ですが、この無料枠を超えた分は自動課金となるため、うまく仕組みが構築出来たらそのままリリースまで行えるようになっていのが良いですね。

このプロモーション期間をうまく使って、 SharePoint Premium をぜひ堪能してみてください!

音楽:Woodcock

Windows Server 2025 Internet Explorer が動作するか試してみました

Windows Server 2025 もインストールできたので、やっぱり気になる Internet Explorer への対応状況を見ていきたいと思います。

Internet ExplorerWindows 10 / 11 でもすでにサポートが終了しており、今利用できる Internet Explorer は互換性の高い Edge の IE モードのみとなるのですが、スクリプトを活用すると UI を Internet Explorer 11 として動作させることもできるようになっています。

これが Windows Server 2025 でも動作するのか気になるところです。

というわけで早速試してみました。

まずは VBScript を以下の内容で用意します。(そもそも VBScript も EOS が間近に迫っているんですけれどね、、、)

  Dim objIE 

  'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
  Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")

  'IE(InternetExplorer)を表示する
  objIE.Visible = True

  '指定したURLのページを表示する
  objIE.Navigate "https://docs.microsoft.com/ja-jp/"
用意が終わったらあとはこのスクリプトを起動するだけです。

というわけで、 Internet Explorer 11 の UI がめでたく起動しました。

Learn のページを表示しているのですが、当たり前ながらサポートされないページとして表示されています。

バージョン情報をみてみると、、、

ちゃんと Windows Server 2025 になっていますね。よくよく見ると Internet Explorer であって、 Internet Explorer 11 とは記されていないですね。バージョン表記がなくなったバージョンということですね。

インターネット オプションを見てみると、 TLS1.3 にも対応しており Internet Explorer がサポート対象だった時よりも新しい状態になっているように見えます。( IE11 は TLS1.3 はプレビュー対応しかしていなかったと思うんですよね。)

Cloudflare の TLS1.3 チェックを行うサイトにアクセスしたところ、 TLS1.3 接続を確認することができました。

https://www.cloudflare.com/ssl/encrypted-sni/#results

チェックするためには信頼済みサイトへの登録が必要となります。(それでも、スクリプトは動作しないのですけどね。)

ただ、まだ完成度は低いようで、タスク マネージャーを Internet Explorer が開いている状態で開くと、 5 秒程度で停止してしまうようです。

この辺りは新しいバージョンで改善されるとよいのですが。

このような形で、 Internet Explorer を動かすことができました。

新バージョンへの移行は過去の追随がやっぱり重要になってきます。これはうれしい動作でしたね。

音楽:Train Search

Microsoft Copilot ダッシュボードを見てみよう

Microsoft Copilot for Microsoft 365 は組織利用時にどれだけ活用されたかをチェックするためのダッシュボードが用意されているのはご存じでしょうか。

今回はそのダッシュボードを見ていきたいと思います。

Microsoft 365 のダッシュボードというと、 Power BI にデータを連携したりで難しいイメージがありますが、最近はとても簡単に利用できるようになってきています。

まず以下の URL にアクセスしていきましょう。

https://insights.cloud.microsoft/#/CopilotDashboard

すると、こんな感じのサイトにつながります。

これはサイトの利用権がない状態となっているので、 Microsoft 365 管理センターで権限を付与していきます。

権限の付与は設定 - Viva - Viva Insights から「 Microsoft Copilot ダッシュボードのアクセス設定を管理」にて行います。

設定が終わった後に先ほどの URL にアクセスすると Viva Insights のサイトに移動します。ここに Copilot ダッシュボードが表示されるようになっていれば準備完了です。権限付与直後は見れないので、数時間あけてからアクセスするとよいでしょう。

ダッシュボードは全部で 5 つのカテゴリから成っています。

準備状況タブには Microsoft 365 や Office 365 のライセンス数や Microsoft 365 Apps における最新チャネルのユーザー数が書かれています。

さらに Copilot を利用できる状態のユーザー数などもわかるようになっており、 Copilot を用意する数を算出するのに役立ちます。

導入タブでは実際に Copilot を利用中のユーザーが表示されます。ただし、 25 人以上のユーザーがいないと表示されないようになっており、個人が特定されないような配慮がなされているようです。

下のほうに行くとどんな機能を利用しているのか。というところを見ることができます。

逆に言うと Microsoft 365 for Microsoft 365 ではこういった機能が利用されることを想定しているということが手に取るようにわかりますね。

影響タブでは利用者の数から、どれくらいの時間を節約できるのか。ということを、 Microsoft が取得した統計情報から予測しています。

1週間に 1.2 時間以上、 53% のユーザーに効果が出る。ということのようです。

逆に言うと、この数を当てはめていけば費用対効果を見ることができる。というわけですね。しかし、意外と少ないですね。 1.2 時間以上効果があるように個人的には感じます。

さらに細かく見ていくと、以下のようにリサーチの結果が書かれています。

会議の要約は 3.8 倍、ブログ投稿が 1.7 倍といったところが定量的な評価値です。

議事要約は 1 会議 1 時間では終わらないので、週 1.2 時間以上は稼げているのではと感じてしまいますね。

さらにセンチメントタブでは気分に対するベンチマークが書かれています。時折聞かれるアンケートはここで生かされるのですね。

グローバルベンチマークも、導入する指標として利用できそうです。

このような形で多角的な分析に利用できるダッシュボードとなっています。

特に利用開始前においては導入効果の説明などにも利用できそうですので、上申のお供に活用してみることをお薦めします!

音楽:フレンズ