Microsoft 365 Teams チャットオープンを新しいウィンドウにできるようになっています

最近、 Microsoft Teams の活用量が増えてきていて、多くのタスクを同時にこなす必要が出てきています。

一つの回答を行うために複数の方に話を聞いて応答を作っていくというシチュエーションは、私だけでなく様々なところで行われているのではないでしょうか。

今まではこの手のタスクが発生したときには一度読んだチャットを未読して、あとで読み返せるようにしたり、ピン留して上部に表示できるようにするなどの対応で備えていたと思いますが、 2026 年 7 月から 8 月にかけて、チャットのウィンドウを新しいウィンドウで開く機能が全面的に実装される状況となったようです。

以下のように左ペインから三点リーダーを押すと表示されるメニューに新しいウィンドウで開くボタンが追加表示されるようになったのです。

これ、チャンネルだけでなくチャットでも利用できるようになっています。

このボタンを押すと、新しいウィンドウが表示され、左ペインのメニューがない単純なチャットやメッセージの流れだけを追うことができる画面が表示されます。

これを活用すれば一時的に別ウィンドウを開いておき、必要な情報を入手してから返信して画面を閉じていくという流れで作業が行えるようになります。

複数同時並行で対応が必要な時は多々あると思います。こういった機能を活用して作業の平行度を上げていくと効率的に作業が行えるようになるのでぜひ覚えておきましょう。

音楽:Circle line




Microsoft 365 Copilot Agent 365 は本格的に利用状況を把握するのに活用できそうです

Agent 365 のライセンスを持っていなくても Microsoft 365 管理センターからの Agents の項目を見ることができるのですが、最近面白い機能が用意されていることに気が付いたので紹介します。

それは Map という機能で、過去より Microsoft が好んで利用している Explorer 系動的マップの Agent 版が用意されているのです。

https://admin.cloud.microsoft/?source=applauncher#/agents/all/map

例えば Microsoft というところをクリックしてみると提供されている Agent の数がわかります。もう 32 種も用意されている、、、

さらにこの粒に焦点を当てると、このような形で提供されてる Agent を見ることができます。 Microsoft 365 Apps の Copilot も Agent 扱いされているのでここから確認ができるようになっています。

どれくらいのユーザーがどれくらい使っているのかチェックすることができるみたいですね。

View Details で詳細を表示できます。ここを見ると現在の Agent バージョンなども確認できます。ここをチェックしておけば最近応答性能が変わった。といったときにバージョンが変わったかどうか見て取ることができそうです。

右上には Block などが見えるので、ユーザーに利用できないよう制御するということも行えそうですね。

View connections では Map 機能の強化としてユーザーとの紐づけがわかるようになっていました。

どのユーザーがどの Agent を活用しているのかという点を見ることができるため、組織内の活用の偏り方を確認できそうです。

この辺りを把握できれば、より活用しやすい方法が見えてくる可能性も高いですよね。

Agent 365 のライセンスを導入すればこれをサードパーティの製品に広げられることになるため、ますます状況を把握しやすくなります。

最近は生成 AI の活用が叫ばれる世になり、避けられない管理対応なので、 Agent 365 の導入を本格的に検討する時期に来たのかもしれませんね。

音楽:Flower of yesterday's

Microsoft Exchange Server 2016 のサポートは 10 月までとなっています!

2026 年 10 月は様々な EOS が待ち構えています。

まずは Microsoft Exchange Server 2016 ですね。

今は ESU での延長サポート中なのですが、 2026 年 10 月以降の更新は行われない旨のアナウンスがなされていました。

https://techcommunity.microsoft.com/blog/exchange/reminder-exchange-2016-and-2019-esu-program-ends-in-october-2026/4539033?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

これにより、 SharePoint Server と同様に SE への早期移行を検討しておく必要がある状況になっています。

ちなみに SharePoint Server 2016 は 2026 年 7 月 14 日でサポートを終えています。どうもその当日にゼロデイエクスプロイトが出たようなので、 Exchange Server もタイミングを見計らっての脅威の検出があるかもしれません。

また、同 10 月には Windows Server 2022 のサポート終了もアナウンスされています。こちらはメインサポートの終了となるため、延長サポートへの切り替えの案内ですね。

https://learn.microsoft.com/en-us/windows/release-health/windows-message-center?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#4900

Windows Server 2025 へのバージョンアップが基本線ではありますが、セキュリティに対する問題は更新されるためその点は安心です。

また、 2027 年 1 月には Windows Server 2016 の延長サポートが終了し、基本有償となる ESU を利用したセキュリティパッチ配信に切り替わります。

こちらはまだ価格の発表がなされていないためどういった対応が行えるのかはこれからの確認となってきますが、フロンティア AI によるバグ抽出が行われているタイミングでもあるため、ゼロデイ攻撃などは今後も多く出てくるものと推測されます。

今のうちに導入計画をまとめておくことが重要となってくると思いますので是非計画的にバージョンアップを行っていきましょう。

音楽:陽光の頃

Microsoft 365 SharePoint および OneDrive のスタンドアロンライセンスは EOS となっていました

最近ライセンスの購入を進めるため、 Microsoft 365 のマーケットプレースから OneDrive の Plan2 を購入しようとしていたのですが、なんだか出てこないんですよね。

OneDrive 追加ストレージだけが表示され、それ以外の項目が出てこない、、、

https://admin.cloud.microsoft/#/catalog

なんでだろうといろいろと探してみたのですが、なんと 2026 年 5 月末をもって販売が終了していることが以下の Learn に記されていました。

なんと OneDrive の Plan1 と Plan2 のみでなく、 SharePoint の Plan1 と Plan2 も終了していました。

https://learn.microsoft.com/en-us/partner-center/announcements/2026-january?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#retirement-of-standalone-sharepoint-online-and-onedrive-for-business-plans-plan-1-and-plan-2

5 月で販売が終了し購入済みライセンスも 2029 年 12 月までには完全終了となるようです。

昨今ストレージ価格が上昇しているという話もありますし、 Plan2 では 25TB ものサイズを月額千円程度で使えていたわけで、商売が成り立っていなかった可能性もありますね。

今ならストレージは Copilot の活用を行うための箱といっても過言ではないので、データストアに単独で使い続けるというのももったいないんですよね。この考え方はある意味英断なのかと思います。

今後、 OneDrive や SharePoint のスタンドアロンライセンスは購入できなくなりますが、近い価格のものとして Microsoft 365 Business Basic などで 1TB の容量を確保できるため、この辺りの利用を検討してみるのがよいでしょう。

音楽:まわるスポーク

Microsoft 365 試用版ストレージは容量制限が付くようになっています

昨日、古い Microsoft 365 管理センターポータルから、ストレージサイズ制限オーバーの警告が出たことを見つけたのですが、どうもこれ、 Microsoft 365 の試用版の制約が 2026 年 4 月より出るようになったことが要因となっていることが見えてきました。

以下は SharePoint 管理センターなのですが、こちらにも同じように出ています。

ストレージの管理を押してみると、 300GB のストレージ制限があって、それを超えたことによる問題。となっており、実際に OneDrive の同期アプリだけでなく SharePoint でもファイルのアップロードが行えなくなっており、何が起こったのか探してみたんですよね。

https://admin.cloud.microsoft/?#/storagemanagement

そうしたところ、以下の Learn にたどり着いたのです。

この内容を見ると、試用版では 30 日かつ 300GB の制限があるということが明記されていました。

https://learn.microsoft.com/en-us/microsoft-365/commerce/try-or-buy-microsoft-365?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#storage-limitations-for-microsoft-365-trial-customers

この資料の更新日を見てみると、 2026 年 4 月となっているため、おそらくこのサイズ制限というのがこの時期に適用されたのではないかと推測しています。

実際のところ、テストテナントで総合テスト用に大きなサイズのデータを格納することもあるため、そういった使い方が問題になったのかもしれません。

ある程度のサイズの組織ならテスト向けにも環境を購入することがありますが、そうでない場合はテストテナントを利用してることもそれなりにあるのではないかと思います。

データを捨てる場合は問題ないのですが、テストテナントか本番に移行する際に、ライセンスの適用を後に伸ばしているようなケースもあると思うので、そういったケースでこの問題が発生した場合はライセンスの早期適用を検討してみましょう。一応 1 ライセンスでもあれば試用版ではなくなるはずなので、何らかの形で置いておく意味はあるものと思います!

音楽:separated

Microsoft 365 SharePoint / OneDrive PDF を簡易編集で彩りましょう

Microsoft は元来 Office アプリをユーザー提供している関係からか、 PDF 形式のファイルに対してはあまり有用な機能を提供していませんでした。

しかし PDF は誰が見ても同じように見ることができるアプリで、内容の編集も基本的にはできないようになっているため情報閲覧用のフォーマットとしてデファクトスタンダードとして利用されるに至っています。

そんな PDF は SharePoint で開くと専用のソフトを利用した時のように操作できるようになっていることを知っておくとよいかもしれません。

以下が PDF を開いた状態なのですが、画面上部に様々なボタンが用意されており、多くのタスクが行えるようになっているのです。

左側にはこのような項目が。

特に知っておきたいのは PDF の抽出や結合の操作です。

それぞれ隣り合ったところにあるボタンなのですが、 PDF 内にあるページから必要なところだけを切り出す抽出ボタン。

複数ある PDF ファイルを順番に結合するボタンといった形にページごとの操作は簡単に行えます。

また、ファイルサイズが大きい場合通常は画像が含まれるため肥大化するのですが、これを抑止したファイルを作る圧縮なども使い勝手の良い機能ですね。

圧縮は 3 種類のレベルから選択できます。軽度の圧縮のほうが画質を維持する形になるのでサイズと質のバランスを見ながらどれを選択するか決めていきましょう。

画面右側に目をやると、編集というボタンも用意されています。アプリで開いて高度な編集を行うこともできるのですが、単体でも意外と使えるんですよね。

編集ボタンを押すとこんな形に中央上部にツールが出てきます。

注釈を入れるなどが簡単にできるようになっていますね。

面白いのは透かし機能でしょうか。ここでは画像やテキストを背面に差し込み、ほかの場所で利用できないようにするといったと対応を行えます。

今後は 2026 年 8 月をめどにページのサムネイル機能なども追加されていくとのことなので更なる発展が期待できるようです。

Microsoft は XPS という PDF と同じようなフォーマットを作り対抗しているのですが、もうあまり名前を聞くこともなくなったように感じます。

今後も PDF への投資は続くのかと思いますので、編集機能なども活用してみるとよいでしょう。

音楽:Artisan

Windows 11 Insider Program Build 26300.8935 リリース

今週の Windows 11 Insider Program は多くの Build が展開されていました。

先週までの休み影響を受けない状態になった感じですね。

Beta : Build 26220.8925
Experimental : Build 26300.8935
Beta (26H1) : Build 28020.2539
Experimental (26H1) : Build 28120.2546
Release Preview 24H2/25H2: Build 26100.8968 / 26200.8968
Release Preview 26H1: Build 28000.2605

Beta ではタッチパッドのスクロールスピードを調整する機能が追加されています。私はマウス中心の利用だったのであまりこの機能を活用していなかったのですが、スクロールの加速など使い勝手の改善が図られているようです。

また、これは前回までに Experimental に追加されていたのですが、スタートボタンを押した際に出てくるメニューの中でユーザーのアイコンを押した際に動作するサインアウトボタンの個所に画像が入るようになっています。

以下は MSA でサインインしている画面なのですが、組織テナント名が左上に表示されるなどちょっと一貫性なさそうな表記になっていました。マシンの Entra ID 参加と関係があるのかもしれませんね。

Experimental にはエクスプローラーの更新が入り、ファイルの削除の速度アップがはかられたとのこと。ファイルが多くなると削除開始までにかなりの時間がかかるなどあったので、この辺りに改善が入ると使い勝手がよくなりますね。
また、ウィジェットの更新も行われています。

あまり意識できていなかったのですが、外観のデザイン更新機能があったのですね。

右側にニュースが出る UI からニュースの一環として天気情報などを出す形になっています。

また、ウィジェットを開く際のアニメーション機能なども追加されています。

Beta (26H1) はバグフィックスが中心の更新となっています。

Experimental (26H1) と同時更新としてダークモード時のシステム音を改善するなどが行われたようです。

Experimental (26H1) にはスマートカードで認証するケースにおけるスマートカード抜かれた際の動作の規定が追加されています。

カードが抜かれた瞬間にロックをかける機能をポリシー定義しているのですが、これをクラウドの OS 利用にも広げることができるとか。

Windows 365 や Azure Virtual Desktop の利用で効果を発揮しますね。

また今回は Release Preview の更新も入っています。

セキュリティ更新は同時更新、機能展開は段階的になっているので機能の追加はすぐに使えないものがあることに注意しましょう。

基本は Beta 、 Experimental で搭載された機能の展開が主となっています。

上記で記したダークモードの音更新なども入っているので、バグのような観点は展開されたとみてよいのかと思います。

26H1 の Release Preview にのみ記されている更新なのですが、 32GB を超えるグラフィックメモリー搭載時のローカル生成 AI の改善というものがうたわれています。これはおそらく大容量メモリーにおいてうまく活用しきれない状態があったのかと思います。ローカル生成 AI を利用している場合は更新をかけたほうがよさそうな感じですね。

ただ、 26H1 はSnapdragon 向けの Build なので、利用できるユーザーが限られているため、自身が対象となっているか確認の上対応が必要となる点は注意しておきましょう。

音楽:Run