Microsoft Copilot for Microsoft 365 では、モバイル版の Microsoft 365 Apps にも対応をしていると表明されていますが、 Word や Power Point のモバイル版ではなかなか利用する機会は少ないと思います。(編集よりプレビュー用途が多いですからね。)
そんなモバイル版の Copilot ですが、 Teams のモバイルアプリでは活用の頻度が上がるかもしれません。
というわけで今回は Teams Copilot のモバイル版を見ていきたいと思います。
Teams 版 Copilot ではデスクトップ版と同じくチャットや Web 会議での活用が考えられるのですが、やっぱりまずは会議での利用が中心となるのではないかと思っています。
会議での利用は三点リーダーを開くと表示される Copilot ボタンから開始します。
今回は新規のボタンが付いていました。(ちょっと前からあった気もするのでどこか更新が入っているのかもしれません。)
このボタンを押下するといつものように文字起こしが行われていないと使えない旨がダイアログで表示されました。
開始を行っておくことで Copilot が使えるようになっていきます。この文字起こしの関係上、自身が主催者でない場合でも主催者が文字起こしをしておく必要があるのでそのあたりも注意が必要ですね。
後は通常の利用方法と同じように、 Copilot に対して質問を行っていくだけ。
基本は要約などが主題となるでしょう。
ちなみにチャットの画面にも Copilot ボタンが表示されるようになっています。
これを使っても同じように会話の内容をベースとした Copilot が利用できるようになっています。
しかしながら、会話の長さというのは重要で、 1, 2 分の会話だとアクティビティ不足となって表示されないこともあるようです。この辺りはこれだけの文字量。というものはなさそうなのですが、以下のような表示が出たときは会議をもう少し進展させてから Copilot ボタンを押してみましょう。
という形でモバイル端末での Copilot の活用も通常と同じようにできるというところの説明でした。
移動時に裏で Web 会議が催されるようなケースは多くあると思いますが、そういったときに Copilot でいままでのやり取りを要約してから本格参加するということがしやすくなりますね。
生成 AI はうまく利用するシーンを見つけることが重要なので、自分に合った利用方法も含めてケースを探してみてはいかがでしょうか。
音楽:ボクらの歴史