Teams では Web 会議を行えることが大きな魅力となっていますが、その中で画面の共有を利用している方も多くいらっしゃると思います。
今回はその共有方法についてみていきたいと思います。
というのも、 2021 年 3 月に開催された Ignite で発表された内容なのですよね。
徐々に使えるようになっていた認識はあったのですが、いつの間にか出そろっていました。
コンテンツを共有する際に発表者モードを選択することができます。
ここで 4 つの方式があり、コンテンツのみ、スタンドアウト、横並び、報告者という名前がついているようです。
それぞれ動作させてみると、、、、
スタンドアウトではアプリを背景に、人が映り込む形になります。
一番アプリを大きく見せられる方法ですね。
横並びでは背景画像の左右にアプリと人が配置される形式に。
画面が若干小さく表示されるので利用頻度は少なそうでした。
人物の背景を見せたい時などはありかもしれません。
報告者はスタンドアウトと報告者を混ぜたような形に。
ニュースのようなテイストなのでうまく使うとウェビナーなどで面白い感じに表示できそうですね。
横並びと報告者で表示されている背景は、カスタマイズというボタンを押すと設定可能です。
今のところ背景画像の追加ボタンはないのですが、 Ignite で表示されていた背景はないため、これもそのうち画像の登録ができるようになりそうな気がしますね。
ちょっと気になったので、 Backgrounds フォルダーを見てみました。
一度利用した背景は以下に jpg で格納されるのですが、 aplBackground_XXX.jpg を別の画像に差し替えてみたところ、うまく背景が変わってくれました。
というわけでアップロードボタンの実装を待たなくても置き換えで変更はできそうです。
%appdata%\Microsoft\teams\Backgrounds
ちなみにこれら新しい発表者モードを利用しているときは背景が黒い Teams の画面が別途立ち上がっています。クロマキー合成をこのような形で実行しているんですね。
というわけでこの新機能、結構使いどころがありそうだなと思いました。
残念なのはウィンドウの共有の時にしか使えないことでしょうか。
差し替えがやりにくいのが残念な感じです。この発表者モードの変更は上部に表示されるバーを扱えば簡単にできるので、同じようにウィンドウの変更もできるようになってもらいたいところですね!
音楽:Diamonds