Microsoft 365 Teams のスタンドアウト機能が有効化されていました

とうとう OBS が不要になるときが来たかもしれません。

Teams 発表者モードにスタンドアウトボタンが実装されていました。

これを押すと、資料の前面にカメラで映った人が表示される形となります。

さっそく動作確認!

会議に入り、コンテンツを共有するところに発表者モードという項目があり、スタンドアウトボタンがあるのでこれを押下。

ウィンドを選択して表示したいウィンドウを選びます。

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なんと手順はこれだけ!

自分の画面内に、プレビュー情報も表示されるようです。

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これ、どうやって実現しているのかというとこんな感じ。

切り抜いた画像を張り付けているだけですね。というかまさに OBS の動きだ、、、

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このプレビュー画面、消してしまったときは発表者ツールで再表示させることができます。(上部にカーソルを当てると出てくるやつ)

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ちなみにこの機能、まだデスクトップでのみ確認できる状態のようです。

試しに iOS 版を起動したのですが、人と画面は別々に表示されてしまいました。

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そして、 CPU パワーとネットワーク帯域を多く利用するようです。

表示中はファンが鳴りっぱなしになるほど動き続け、帯域も 8 Mbps ~ 10 Mbps 付近を行き来指定ました。(帯域は環境に依るかもしれません。公式的にには HD 画質でも 2 Mbps をうたっていますからね。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/prepare-network?WT.mc_id=M365-MVP-5002496#bandwidth-requirements

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という訳で、実利用まではあと一歩な感じもありますが、面白いのは間違いありません。

人の位置は右下に固定されるようなので、今後のプレゼン資料は右下をあけるような作りが好まれるかもしれませんね!

音楽: artisan