Windows Server 2022 ですが、 2021 年 9 月 1 日付でリリースとなっていました。
今回はひっそりとしたリリースであったため、気が付かなかった方も多かったのではないでしょうか。
というわけで、今回は Visual Studio サブスクリプションからダウンロードした Windows Server 2022 をインストールしてみたいと思います。
毎回思うのですが、 ISO の名前ってなぜかいつも独特なんですよね。今回の導入対象はこのバージョンです。ファイルサイズは 5.3 GB ということで、 4.6 GB 程度だった 2019 よりも 10 % 以上サイズアップしています。
ja-jp_windows_server_2022_x64_dvd_d49acd0d.iso
これを Hyper-V にて起動させていきます。
最初の画面は言語などの選択です。
もうこの辺りはお馴染みとなってきています。長期にわたって見栄えが固定なので、迷わないで済みますね。
続いてインストールか修復化を選択します。
基本的には今すぐインストールを押すことに。(修復はインストール後に起動しなかったときにディスクから起動する場合に利用する形ですね。)
セットアップの読み込みが始まります。
最初はプロダクトキーの入力です。キーを入力していくのですが、後で確定させることも可能です。(入力まではウォーターマークが出続けるなどの動きになります。)
プロダクト キーがありませんを押すことであとでのキー入力とすることができます。
次にエディションの選択です。
Standard と Datacenter があります。この辺りも前々のものと変わらないですね。
GUI が必要な場合はデスクトップ エクスペリエンスと書かれているものを選びましょう。
続いてライセンス条項のチェックです。ちゃんと読んで同意出来ればチェックを入れて先に進みましょう。
インストールの種類を選択します。
新規インストール時はカスタムを選びます。
間違えてアップグレードを押した場合、このウィンドウの左上にある←ボタンで前のページに戻ることができます。
ディスクの選択画面も大きな変更はないですね。
パーティションの分割など行わない場合は次へボタンを押すだけで先に進めます。
これで設定は完了です。あとは座して待つのみ!
処理が終了すると再起動に入ります。ここまで 30 分くらいでしょうか。
再起動後は初期管理者ユーザーのパスワードを決定します。
ユーザー名は Administrator となるため、インストール完了後は速やかに名前を変更するか無効化しておくことをお薦めします。(名前を変えるだけでもアカウントの奪取がされにくくなりますからね。)
上記画面で完了を押すともう利用可能に。
Windows 2019 までと同様に洞窟から外を見た壁紙ですね。
Windows 11 がもうすぐリリースですが、 Server 2022 を先んじてリリースしたのはこの辺りが関係するのかもしれませんね。
サインインすると、ここも今まで通りサーバー マネージャーが開きます。
ネットワーク接続のポップアップが出る場合はゼロトラストを目指していくならいいえを選択していきたいところです。それにしてもホームネットワークという書き方、、、 サーバー製品にはそぐわないですよねぇ汗
というわけでインストールは完了しました。
設定アプリでも Windows Server 2022 21H2 と記載されています。
よく考えれば 21H2 の一番乗りですね。(あとは Windows 10 / 11 とがあります。)
今回のバージョンアップはあまり大きな変更がなされてるとは言えないのですが、 Microsoft Edge が搭載されたことが衝撃的ですね。
FW やルーターなど Web ベースの管理コンソールを持っている機器は最近 Internet Explorer をサポートしないことも多くなっているので、この流れは必然かもしれません。
ちなみに新機能は以下に記載されていますので一読をお薦めします。
最近、私の周りで CAL の存在が忘れられているケースがあったのですが、ユーザーが利用するには CAL が必要なことを今一度思い出しておきましょう。
Windows Server 2022 も発売時に 2022 CAL が用意されています。
2022 以前のサーバーにアクセスできる権利となるため、古いバージョンからのアップグレード時には利用者数分の用意を忘れないようにしたいですね。
音楽:ケイヤクシャ