Teams のライブイベント機能はみなさんご存じでしょうか。
この機能、通常の Teams 会議と異なり、大人数にストリーム配信するための機能となっています。ストリーム配信なので一方通行の配信で、視聴者側とのやり取りは QA などの機能を使ってやるものとなっているのですが、一度配信を終了するとそれっきりになる機能でした。
新たに、2021 年 10 月より配信終了後に再度新たな配信を始められる機能が追加されました。
その動きを見ていきたいと思います。
まず Teams のカレンダーからライブイベントを作成します。
作成したらその中に入って参加ボタンを押します。
イベントを普通に立ち上げて、スタート!
スタート後は終了ボタンが押せるようになるので一度終了しちゃいましょう。
終了時に再起動ボタンを押すともう一度イベントを開ける旨が出てきます。
ここで注意したいのは再開ではなく、再起動という点です。別のイベントを同じアドレスで開始できるという感じでしょうか。
続行を押すとイベントが終了するのですが、三点リーダーの中にイベントの再起動というボタンが。
これを押すと再起動を行えます。
再開時は古いデータが消える。ということと、入りなおさないと表示もできないという旨が書かれます。
再起動についてはできない場合もあるのか、続行を押したら再起動の確認画面が表示されます。
この後何もなくいきなり Teams の Team 画面に移動するので、スケジュールに行って先ほどのライブイベントを再度開きます。
イベントが再起動できました!
ちなみにキューにコンテンツを追加したタイミング以降であればボタンを押すことができました。イベントの再起動を行えるタイミングはそこからとなるようです。
基本的に間違って終了してしまって、再度アナウンスができない時くらいしか使い道がないかもしれませんが、このケースに遭遇すると厄介な状況だったのは違いないので、地味に良い機能だと思います。
ライブイベントを考えられている方はぜひこの機能を覚えておくとよいでしょう。
音楽:幾度