Exchange

Office365 メールボックスの自動拡張が展開されています

Office365では、メールの追加拡張領域として、アーカイブメールボックスを用意しています。このアーカイブメールボックスは最初に100GBの領域があたえられ、必要に応じてマイクロソフトに申請することで容量を増やすことができるというものでした。 その仕組…

Office365 メール受信に利用するSPFレコードの設定について

インターネットのメールシステムでは、ユーザー情報を偽装されたスパムメールが多く配信されることから、送信したメールサーバーが正しいサーバーなのかをDNSを通じて調べる仕組みがあります。 その仕組みはSPFと呼ばれ、昔から利用されているのですが、Exch…

Office365 Exchange OnlineのTLS証明書が変更となります

どういった理由で変わるのかはよくわかりませんが、Exchange Onlineで利用される電子証明書がCyberTrustの電子証明書からGlobalSignの電子証明書に変更となるようです。 この変更は以下の資料の通り、2018年9月3日より有効となります。旧証明書もまだ有効で…

Office365 Exchange Onlineにおいて監査の設定がデフォルトで有効となる様変更されるようです

Exchange Onlineでは監査を行いたい場合事前にメールボックスを監査対象にするための設定が必要でした。 この動作が変更され、2019年以降は監査設定がデフォルトで有効となり、必要な時にいつでも監査ログが取得できるようになるようです。 Exchange Mailbox…

Office365 Exchange Web Serviceでベーシック認証が無効化されるようです

Office365 Graphで様々なデータをやり取りできるようになって早数年。Exchangeのデータを取得する方法としてはいまだEWS(Exchange Web Service)が多く使われていますが、とうとう終了への一歩目が切られました。 2020年10月13日でベーシック認証を用いたロ…

Office365 Exchange Onlineの監査機能がアップデートされます

Exchange Onlineに限らず、Office365の全体的になのですが、機能の充実を優先することが多く、管理面からここまでのログがほしい。という要望には後追いで答えてくれることが多いのではないかと思っています。この度、そんなこんなでExchange Onlineの監査機…

Office365 Exchange Onlineの転送時メールヘッダが変更となるようです

最近のOffice365は既存動作の変更が多く入っているように感じますが、Exchange Onlineの転送時のEnvelope Fromアドレスが変更となるようです。 Sender Rewriting Scheme (SRS) coming to Office 365 – You Had Me At EHLO… 詳細は上記にあるように、今までは…

Office365 Outlook on the webのアドインサンプルを動作させる編

前回に引き続き、VSCodeを利用してアドインを動かしていきましょう。 まずはワークスペースフォルダを追加しましょう。 ソース管理の横にあるリポジトリの初期化ボタンを押しましょう。 以下アドレスよりClone or downloadを選択し表示されるダイアログよりD…

Office365 Outlook on the webのアドインサンプルを動作させるための手続き編

前回見たサンプルコードですが、動作までは見れていなかったので動かせるところまでもっていきたいと思います。 コーディングから離れてはやうん年、このタイミングでVSCodeを入れることになるとは。 このサンプルはhttpsで動作させる必要があるということで…

Office365 Exchangeのメッセージとレースがセキュリティコンプライアンスセンターに移植されます

セキュリティ/コンプライアンスセンターにメールフローの項目が移植されてきました。 【旧セキュリティ/コンプライアンスセンター】 脅威の管理とData Privacyの間にメールフローの項が。中身としては、ダッシュボードとメッセージ追跡の2種がありました。 …

Office365 Autosicover とProxyの関係性の考察

Autodiscoverを利用した際にProxyをどのように経由するか調べてみました。今回確認を行いたかった点は、Proxy除外設定をしている場合、Redirect設定が動作したときにどういった経路を通っていくか。というところです。当初想定はRedirect後の設定でConnectす…

Office365 メールの送受信がTLS化されていました

Exchange管理センターのメッセージの追跡ログを眺めていたのですが、どうも一部のメッセージがTLS1.2で送受信されるようになったようです。 以下がその画面ですが、Exchange Onlineの内部配送のログ(サーバーを越えるケース)です。 【TLS1.2利用の配送】 T…

Offie365 Exchange Onlineの会議予約における最大応答数が緩和されるようです

Office365では、送受信者に設定できる最大数が500人となっています。 それが原因となり、会議開催通知に含めることのできる人数も500人となっていました。ただし、これには抜け道があり、配布リストに対し送付することで配布リストを1人と数えるOutlookの仕…

Exchange 2013 CU16移行をあてる際の対応方法について

Exchange について調べていたら、以下のような案内があることを見つけました。 Exchange 2013 CU14 以前のサーバーに CU 16 以降の CU を適用するお客様へ – Exchange ブログ JAPAN Exchange2013では、CU14までが.NET Framework 4.5.2、CU16からは.NET Frame…

Office365 電子情報開示 監査機能でSharePointを検索してみよう

昨日は電子情報開示機能を用いてメール本文の検索を行いました。結果は散々な感じだったのですが、今度はSharePoint Onlineを対象として検索を行ってみましょう。 今回の対象はこの、メモ (1).txt。 うまく取得できるか試してみます。 【対象はこちら】 方法…

Exchange Web Service 3月1日にだけ起こる問題について情報が上がっていました

今年は4年に一度の冬季オリンピックイヤーでしたが、同じく4年に一度のみ起こる珍しい問題がExchange blogで紹介されていました。 予定表アイテムをうるう日を跨いで取得する際の注意点 – Exchange ブログ JAPAN 内容としては、EWSを使って3月1日~2年後の3月…

Office365 Exchange Onlineの添付暗号化が新しくなったようです

Office 365 のExchange Onlineには、添付ファイルの暗号化機能があります。 これがパワーアップして、一般メッセージの暗号化に対応したようです。 細かな手法は以下のサイトにありますが、Azure RMSの有効化のあと、Exchange配送ルールで設定を決めていきま…

Office365 Exchange Onlineにおける監査記録の内容が更新されたようです。

メッセージセンターに記載されていたのですが、Exchange Onlineの監査機能が強化されるようです。 明確にいつから強化されるのかはわかりませんでしたが、UpdateFolderPermissionという項が増えるようでした。 セキュリティ・コンプライアンスセンターの監査…

Office365 ハイブリッド環境での予定表共有について追加の記事が出ていました

今まで、Exchangeをハイブリッドで組む(Office365とオンプレExchangeの同時利用)場合は以下サイトの内容を参照しながら予定表共有をあーだこーだ考えていたのですが、正直なところわかりにくいところもあり、四苦八苦した経験が山ほどあります。 https://b…

Office365 Exchange Onlineのカレンダーで代理権限をPowerShellで付けられるようになりました。

Office 365のExchange Onlineでは自分のメールボックスには自分の権限のみが付与されるという原則がありますが、秘書機能のような形で、自分のメールを他人に公開したりする代理権限という機能があります。 今まではこの代理権限機能はメールの送信などに限…

Office365 Exchangeのトラブルシュートについて

Exchangeブログを閲覧していたら、2件のトラブルシュートの方法が同日に更新されていました。Exchange Online/on-premises予定表共有とOutlookの接続についての2本です。 ハイブリッド環境の予定表共有のトラブルシューティングについて – Exchange ブログ J…

Office365 Exchange Onlineジャーナル機能を利用してみよう

Office365のExchange Onlineでは、ジャーナルルールを設定することができます。ジャーナルルールを設定すると、 設定したメールアドレスに対してOffice365で送受信したメールを転送することができるようになります。これを利用してどのようなメールがやり取…

Office365 Exchangeのモダン認証について

Exchange Onlineで実装されているADAL(Active Directory Authentication Library)を利用したモダン認証ですが、とうとうオンプレExchangeでも利用できるようになったようです。 Announcing Hybrid Modern Authentication for Exchange On-Premises – You H…

Outlook 2017年12月の更新プログラムが展開されています

2017年12月5日にOfficeの定期更新が発表されています。 【Outlook2016用】 https://support.microsoft.com/en-us/help/4011570/december-5-2017-update-for-outlook-2016-kb4011570 【Outlook2013用】 https://support.microsoft.com/en-us/help/4011282/dec…

Office365 Outlookでの優先受信トレイについて

Outlook on the webで利用できる優先受信トレイですが、Outlook利用時は利用できないという制約がありました。 【Outlook on the webでの優先表示】 優先という表示とその他(すべてを表示)にわかれ、表示することが可能となっています。 【Outlook】 この…

Office365 Exchange Online日本語名のExchange組織のハイブリッド化がサポートされました

Exchange Onlineではハイブリッド構成がサポートされていますが、残念ながらいままでは日本語でExchange組織を構成していた場合、サポート外として取り扱われなかったのですが、11月より日本語のExchange組織名を持つ場合でもハイブリッド構成をサポートして…

Office365 Exchange Online送信先を制御する送信コネクタについて

Exchange OnlineにはSMTPリレーを制御するための送信コネクタという機能が搭載されています。この機能を利用することで、社外宛メールに対するジャーナリングやメール検疫のためにウィルス検知サーバーを経由させるなどといった動作を実装することができます…

Outlook エディションによって利用できる機能について

OfficeアプリケーションはOfficeのエディションによって入っているアプリケーションが異なる。(ProfessionalになるとAccessが入る等)というのが私の中であったのですが、本日ひょんなことからじつは機能にも差があることを認識したので、書き留めておきま…

Office365 OutlookとOutlook on the webのアーカイブ表示について

Office365では、メールの閲覧にOutlook on the web、もしくはOutlookデスクトップアプリを利用することが多いかと思います。 実はそれぞれでアーカイブ(E3以上のユーザーで利用可能な100GB~無制限で利用できる追加領域)の表示方法が異なるので、利用時は注…

Office365で表示されるサムネイルについて

最近私の周りでOutlookやSkype for Businessのサムネイルがうまく表示されないケースがあり、いろいろ調べているのですが、サムネイルを表示させることに苦慮してきた歴史はかなり古くからあるんですね。 GAL Photos in Exchange 2010 and Outlook 2010 – Yo…