Exchange管理センターのメッセージの追跡ログを眺めていたのですが、どうも一部のメッセージがTLS1.2で送受信されるようになったようです。
以下がその画面ですが、Exchange Onlineの内部配送のログ（サーバーを越えるケース）です。
【TLS1.2利用の配送】
TLS1.2とAES256を使用して~とあるように、メッセージがTLS1.2によって暗号化され、通信されています。
同一サーバー内でのやり取りなどではこのTLS接続がされていないケースもあるのですが、Gmailなどの外部とのやり取りにはTLS1.2が利用されていたので、暗号要否はStarttls形式で暗号化可能な時は利用するような形になっているように見受けられました。
【内部配送】
配送経路などの内部動作については、構築者以外は中々意識するケースは少ないかと思いますが、こういった技術の積み重ねでより安全なやり取りができるわけですから、こういった内容を見つけたら感慨に浸ってみるのはいかがでしょうか。
音楽：VOICES
