Windows 11 メモ帳のスペルチェック機能が動作を始めたようです

いくつか前の Insider Program より、メモ帳が更新されてスペルチェック機能が搭載されたのですが、例のごとく英語圏のみ利用できる機能となっており若干残念だなと思いながら見ていたのですが、メモ帳を開いていたら、入力してあった項目に下線が引かれるようになっていました。

下線のひかれている単語をクリックすると、その修正候補が表示されます。

もちろんその候補をクリックすればその箇所がそのまま更新されるようになっているので、 Word のスペルチェックと同様の使い方が出来そうでした。

修正候補がない場合もあるようで、その場合はこんな感じに出てきます。

修正候補がないのにどうして修正が必要そうと理解したのかは永遠の謎かもしれません。

スペルミスをした項目上で右クリックすると一番上にスペル チェックのメニューが表示されます。

その中には無視や辞書に追加という項目が見えました。

辞書に加えるボタンを押したところ、以下のファイルの更新日が変わったので、どうもこの辞書( IME のデフォ辞書)に保存されているようでした。

%appdata%\Microsoft\IME\15.0\IMEJP\UserDict

ただし、設定アプリの辞書ツールからは見ることができなかったので、一度追加すると削除ができないのかもしれません。

こんな感じに何も表示されませんでした。

辞書ツールは設定アプリ - 時刻と言語 - 言語と地域 - Microsoft IME - 学習と辞書からアクセスできます。

メモ帳の設定にもいくつかスペルチェックの設定項目が追加されていました。

スペルチェックが行われる拡張子が決まっているようで、この拡張子の場合のみ動作するみたいですね。

また、この画面からスペルチェックをオフにすることもできます。

データを消せないという意味でまだちょっとつくりが甘そうな感じもするのですが、これからどこまで Word に近くなっていくのか、見守るのが楽しみになる機能に思えました。ぜひこれも拡張されて行ってほしいですね!

音楽:trace