Office 365 関連のセキュリティは度重なるアップデートによって担保されています。
その一環で TLS 1.2 以前のサポートを終了させてきました。
同様に Edge や Internet Explorer でも TLS 1.1 までのバージョンをサポート対象外にしてセキュリティを担保してきました。
その流れの一環として、 Windows でも TLS 1.1 までをサポート終了としていくようです。
2021 年には TLS 1.0 と 1.1 が非推奨となっていますし、 Windows でも終了するのは時間の問題という感じなのかなと思っていました。
そんなわけで 2023 年 9 月の Windows Insider Build で TLS 1.0 と 1.1 が利用できなくなるとのこと。
ただし、以下のレジストリを設定することで利用を継続することもできるようです。
HKLM SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.0\Client
HKLM SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecurityProviders\SCHANNEL\Protocols\TLS 1.0\Server
DWORD
Key : Enabled
Value : 1
一応これで動作するようなのですが、あまり利用しないようにしたほうが良いですね。
セキュリティ的に安全ではなくなっているので。
最後に上記アドレスには、影響を受けるアプリの抜粋が載っていました。 Microsoft の製品では以下があります。
SQL Server - 2014, 2016
SQL Server は様々な場所で使われているのでぜひ TLS 1.2 で利用できるようにしましょう。以下のサポート資料にあるようにパッチを入れないと TLS 1.2 が使えないので、最新のパッチを当てて TLS 1.2 でもアクセスできるようにしておきましょう。
音楽:DIAMONDS