Windows Server 2012 2023 年 10 月 10 日でサポート終了となることに注意しておきましょう

2023 年 10 月、 Windows 2012 および R2 のサポートが終了となることはご存じでしょうか。

過去、 Windows Server 2008 でも行われたように、サポートの終了時期がさ待ってきています。

今回はあまり大々的にアナウンスされていな感もあるのですが、これは Windows Server 2008 の EOS 時に同様に伝えていたからなのかと思われます。

そんな私も、もうそれを意識しない時期に来ているという感覚があまりなかったので自分への戒めも込めて今回はこの内容を取り上げておきます。

今年の EOS は以下のサイトにあるように、 Windows Server 2008 の ESU の終了と Windows Server 2012 の拡張サポート終了が見ておくべきところとなっていました。

2008 はすでに終了しているので、意識をしておくのは 2012 ですね。

https://www.microsoft.com/en-us/windows-server/extended-security-updates?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

今まで通り ESU を購入してセキュリティアップデートを延長させる方法もありますが、その手法について、上記サイトでは Azure Arc でのオプションが提供された旨のアナウンスが青い背景に記載されています。

これ、日本語サイトの内容と異なっているんですよね。

この箇所は以下リンクとつながっています。

https://cloudblogs.microsoft.com/windowsserver/2023/07/18/new-options-for-windows-server-2012-r2-end-of-support-from-azure/?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

ここにあるように新しいパターンとして、 3 ケースが用意されていることが分かります。

PaaS 化と Azure 上に移行するパターン。そして ESU を購入してオンプレや Azure 以外の環境を保護するというものですね。

ここまでは今まで通りで、マイグレが簡単になる Azure Migrate の提供と Azure Arc ヲ使った ESU の適用が新しい内容となっています。

特に Azure Arc を利用した場合、サブスクリプションとして ESU を有効化できるようになるとのこと。

Azure Arc はサーバーの統合管理機能となっており、オンプレサーバーを Azure Arc につなげるためにはアプリをインストールして行うような形となっています。

MECM のエージェントのイメージですね。

導入方法は以下にまとまっているようなので、この方法を取りたい場合は読んでおくとよいでしょう。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-arc/servers/deployment-options?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496

2008 のころと変わっていろいろ手法が変わってきているので、一度整理しておいたほうがよさそうです。

音楽:現世夢幻