最近、 Copilot が面白すぎまして、 Office のナンバリングバージョンの情報を確認できていないことに気が付きました。
ということで今回は Office ナンバリングなどのまとめを行っておきたいと思います。
まず、 Office のナンバリングバージョンですが、 2024 が 2024 年後半にリリースすることがアナウンスされています。
見ていただくとわかるように、 Office LTSC 2024 と Office 2024 に分かれ、前者が Business 向けのモデルになっていると思えばよいでしょう。後者はコンシューマー向けですね。大きなポイントとしては Microsoft Publisher がリリースされなくなるという点です。この話を先に聞いていた方も多いのではないでしょうか。
そして、 Office のクライアントが出たときに合わせて出るのが Server 群なのですが、今回は変則的なリリースとなるようです。
まずは SharePoint です。すでに Subscription でのリリースが行われており、 これをもって SharePoint Server 2016/2019 の代わりとなっているようです。
続いて Skype for Business です。
こちらは 2025 年第三 四半期までリリースがないということが書かれています。リリースタイミングがずれるとは思わなかったのですが、 2019 の EOS ギリギリまで出さないという判断になったということなのでしょう。
同様に Exchanger Server を見てみましょう。
なんとこちらも 2025 年第三 四半期までリリースがないとなっています。正直困る人が多そうなアナウンスですよね。
Skype for Business よりは利用者が多そうなのですが、サポート切れ直前で乗り換えよというのは厳しい感じがします。
Exchange 2019 の CU15 と同様の内容で提供されるようなので、 Exchange 2019 にまずは更新をかけておくのがよさそうな形ですね。
ちなみにこの Exchange Subscription の内容は MS の方が QA をやり取りしてくれているのですが、どうも Microsoft 365 のラインセンスを持っているとそれが CAL の代わりとして利用できるみたいです。( SharePoint 、 Skype for Business もそのような形の模様)
また、 Exchange は ハイブリッド構成を行う際にはライセンスは不要のようで、以下の ハイブリッド構成ウィザードからライセンスを得られるようなことが書かれていました。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/exchange/hybrid-configuration-wizard?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
この辺りは Exchnage Subscription Edition のリリースに合わせて情報が更新されるようなので、心して待ちたいところですね!
音楽:神話的技巧ソナタ