SharePoint Syntex をご存じでしょうか。
Ignite 2022 で発表されたファイルを AI で自動分類するための機能となっています。
この機能は SharePoint のアドインとして用意されており、月額での利用のみが用意されていたのですが、 2023 年 3 月 7 日以降、利用量に応じた課金体系を用意することになったようです。それに合わせてか、 SharePoint Syntex という名前が Microsoft Syntex になっていますね。
この Syntex はいくつかの情報をもとに、同様のドキュメントを探し出し、見つけたドキュメントから情報を抜きだしてメタ情報化するということを得意としています。
請求書のような形式だったファイルから金額や支払い先をまとめだすというようなイメージですね。
概要は以下の Learn を見るとわかりやすいでしょう。
先ほどの従量課金については以下のコミュニティブログに記されています。
今までの Syntex はユーザー課金だったのですが、ファイルをアップロードするユーザーはまちまちであるケースも多く、費用のわりに利用量が少ないというようなケース相次いだものと思われます。
そのため、ページ当たりの金額という考え方を持ち出しているのかと。価格はこのような感じです。
ちなみに現時点では従量課金と月額課金は同時に利用できないようです。
ユーザーがファイルをたくさんアップロードする場合は今まで通りユーザーに紐づけておくのがよさそうです。
この辺りは今後変更されていくようなので、ハイブリッドで活用したい場合はその時を待っておきましょう!
音楽:始