Microsoft 365 Teams のファイルが OneDrive for Business 寄りのアプリになっています

Microsoft Teams には様々な内部アプリがありますが、その中でもどういった意味があるのかいまいちわかりにくいアプリにファイルというものがありました。

このファイルは Teams 内のチャネルに展開されたファイルやチャットで連携したファイルにアクセスするためのもので、過去に触ったものが一覧で表示されるというものでした。

ファイルについては大抵の場合、検索で探す、 Microsoft 365 Apps などのアクセスを行うアプリの履歴から探すという使い方が多くなるため、あまり使うケースがなかったのではないかと思うのです。

現に私もあまり触っていませんでした。

しかし 2023 年に入り、このアプリが変貌を遂げていっています。

それは以下の OneDrive for Business と同じような UI になり、変貌を遂げたのです。

こちらが Teams のファイルアプリです。ほぼ上記の OneDrive for Business と同じような UI となっていることが分かるかと思います。

ここで OneDrive for Business と違い面白いのが、 Teams 上でダウンロードボタンを押した場合にそれらがダウンロードのメニュー内に表示されることです。

ダウンロードボタンを押すと以下のような通知が Teams 上に表示されると思いますが、これが出た時に表示されるようになるようです。

こんな感じですね。

この UI は新しい Teams でも同様に表示されるため、今後もこの形で残り続けるように思われます。

OneDrive for Business 自体は今も普通に使えるのでこれで足りるという人もいるとは思うのですが、実際には Microsoft 365 の左メニューにもおらず、隠蔽化が進んでいる印象があるんですよね。

そういったこともあり、 OneDrive for Business の利用は同期アプリ、 Teams のファイルアプリからという導線が推奨されていくのではないかと思われます。

今のところどちらもそん色なく利用できると感じますが、導線などを含めどちらが使いやすいかぜひ検証してみてください。

音楽:真夏のサンタクロース