Microsoft 365 Power Platform の利用時には AzureFrontDoor 接続が必要になりました

Power Platform を組織内で利用する場合、組織の FW を通過させるために経路を作ることがあります。

この経路を作成する際には静的にアドレスを設定するのではなく、 IP URL 一覧を活用して動的に IP を設定しておく必要があるのです。

その流れは以下 Learn に記述されています。

そしてこの Learn では AzureCloud というタグを利用して IP を得る必要がある。と書かれているのですが、 Microsoft 365 メッセージセンターでこのタグが変更になるという話が出ているんですよね。

https://learn.microsoft.com/en-us/power-platform/admin/online-requirements?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

新しいタグは以下となっています。

AzureFrontDoor.Frontend

そしてこのタグの有効タイミングは 2023 年 6 月 16 日からになっています。

そのため、すぐにでもこの IP を見るようにしておく必要があるようですね。

ちなみにタグを見ていたのですがかなりの量の IP が記述されています。

利用者が増えてどんどん IP が増えてきたというところでしょう。

今後もこういった更新は随時行われていくと思うので、更新は動的に行えるようにしておくと良さそうですね。

音楽:The Ship