Microsoft 365 OneDrive 同期アプリの設定フォームが新しくなりました

Windows 10 がリリースされてから 8 年近くになりますが、 リリース以降設定アプリタイプの UI を持ったアプリがどんどん増えていっていました。

しかしながら、旧来のフォントが小さく、タブインターフェースを持ったアプリもまだまだ存在している状況ではありますが、それらは徐々に置き換わっていっています。

そんな流れの中、 OneDrive 同期アプリの設定画面も新インターフェースに置き換わっていました。

タスクトレイにある青いアイコンが OneDrive 同期アプリです。これを右クリックするとヘルプと設定のメニューが表示されます。

この中から設定を選ぶと新しい設定フォームが開きます。

メニューは 4 つですね。

同期とバックアップには、同期するタイミングを決める機能がまとまっています。

詳細設定を開くと帯域制限ですね。

この辺りは大規模利用の場合は見ておきたい個所です。グループポリシーで木馬れるので、設定は要検討ですね。

アカウントでは同期先のアカウントを指定します。複数アカウントが利用できるので、この辺りは使い分けなども考えられますね。

ちなみにこのページで PC 内のデータ量を見ることが出来ます。これは何気に便利です。

通知はどういったときに通知が出るかですね。

多くのファイルを削除した場合に通知される機能があり、これを有効化しておけばデータを削除するようなマルウェアの感染を検知できるので出来るだけ通知するようにしておくのが望ましいでしょう。

バージョン情報には Insider Program の利用のオンオフも変えられるようになっていました。ただ、見ての通り、一度オンになるとオフにはできなくなるようなので注意が必要かもしれません。

組織利用ではこの OneDrive 同期アプリをオフにしているケースが散見される気がします。

ネットワーク帯域を意識した対応なのかとは思いますが、この機能を利用することで得られる恩恵は大きく、ぜひ利用してもらいたい機能なので、この変化を期に導入していない方は検討してみてはいかがでしょう。

音楽:ねこ日記