メッセージセンターより、 OneDrive 同期アプリの動作について一部変更が入ることがアナウンスされていました。
2022 年 6 月から 7 月にかけ、 OneDrive 同期アプリへのサインインが Azure AD にデバイス登録済みの Microsoft 365 ユーザーは設定を行わずに同期が開始されるようになるとのこと。
今までは利用前に組織アカウントのメールアドレスを入力し、明示的に同期アプリを利用することを宣言する必要がありましたが、今後はこの手順が基本不要になるということのようです。
動作としては以下 docs の Windows 資格情報を使用して OneDrive 同期アプリにユーザーをサイレント モードでサインインする機能と同じことが既定になる形とのこと。
元々推奨事項に上がっているので、それを既定に変えたということですね。
この変更は 22.065 以降の OneDrive 同期アプリにポリシー設定できるようなのですが、今のところ私の環境のポリシーには含まれていなさそうでした。 ( DisableAutoConfig の設定が行えるようになるみたいです。)
OneDrive 同期アプリはちょっとわかりにくいのですが、アプリのフォルダーにポリシー定義ファイルが入っています。
以下のフォルダーですね。
C:\Program Files\Microsoft OneDrive\
または
%localappdata%\Microsoft\OneDrive\
ここから OneDrive.admx を取り出しローカルなら以下のフォルダーにコピーすればローカルポリシーとして利用できます。
C:\Windows\PolicyDefinitions
または Active Directory の同名フォルダーに格納してあげれば、全体制御可能なグループポリシーとしても利用できますね。
特に Microsoft 365 を新規導入するときなど、一斉に同期を始められるとこ丸ような場合もあります。そういった際はこの機能を有効に活用してみるとよさそうですね。
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