Microsoft 365 管理センターにアクセスしていたところなにやら設定の中に Microsoft Edge という項目が追加されていました。
https://admin.microsoft.com/#/Edge
これはおそらく Build 2023 で発表された Edge for Business の一環かと思われます。
中身を見ていきましょう。
まずは Profile ですね。ここを設定して Azure AD のセキュリティグループと紐づけるとポリシー管理が出来るようです。まず Add profile でプロファイルを作成します。
名前は適当で大丈夫です。
作成されたプロファイルをクリックするとポリシーの設定に移動します。
以下のようにチェックボックスをチェックするのではなく、名前をクリックする形です。
こうするとポリシーの設定のページに遷移します。
ここでポリシーを追加し、 Group assignment でセキュリティグループを選択する形ですね。
ポリシーを追加するときは、このような形で選択する方式になっていました。
数が多いので Learn で調べながら追加するイメージのようです。
ポリシー一覧は以下ですね。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/deployedge/microsoft-edge-policies?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
そのほか、同じ画面にサイトリストという項目も用意されていました。
こちらは IE モードで開くサイトを定義しておく機能のようです。
リストを作って、その中に IE モードで起動したいサイトを書いていく形です。
XML と同じ項目があったので、 Enterprise Site List の作成機能が移植された感じですね。
リストを作るとサイトを選択できるようになります。面白いのは共有 Cookie ですね。 IE モード、通常モードどちらでも動かす場合にこれを設定しておくとどちらでも起動できるようになるという感じです。
これは login.microsoftonline.com といった、どちらでもアクセスが必要なサイトを設定しておくようなイメージですかね。
更にサイトのフィードバック機能も追加されているので、うまく動かないサイトがあればユーザーから手を挙げてもらうような機構も付いているようです。
まだ詳細な情報は日本語化されていなかったのですが、以下の Learn にこの辺りの機能の情報が更新されるようなので、 Edge を管理していく場合は一読しておくと良さそうです。
やっぱりブラウザーのプロファイルはうまく活用して行きたいですよね。
音楽：pink monsoon
