Microsoft 365 のアプリは基本 Web アプリですが、昨今データの源泉は PC だけとは限りません。
特に写真などメディアデータはスマートフォンで作成されるのが現代の環境となっているのではないでしょうか。
そのような時代背景ではあるのですが、思いのほか私の周りで OneDrive のスマホアプリを利用しているケースが少なかったので今一度取り上げてみたいと思います。
今回特に推したいのはバックアップ機能です。
Apple や Google のスマホネイティブのアプリを活用する方法もあるのですが、 OneDrive アプリの場合はそういったプラットフォームの違いを意識する必要がないことも大きな点ですね。
バックアップ機能を利用するには左側のメニューから設定を選びます。
設定内にあるカメラのアップロードを開いていきましょう。
今回は iPhone アプリ版で説明していますが、 Android 版でもほとんど変わらない UI になっているかと思います。
カメラデータのアップロードはそのまま同期として動作するのですが、アップロード先のテナントの選択も可能です。
マイクロソフトアカウント、組織アカウント、どちらでも動作するというところも忘れてはいけないところですね。
同期については Wi-Fi 接続時のみに制限することもできるので、回線契約が弱くても安心して同期することができます。
なお、新しいアップロードを整理の部分はぜひ月を選択しておきましょう。
選べるのは年か月のみとなっています。
年だとフォルダー内のファイルがかなり多くなるかと思います。(月でも多くなるので、日という選択肢も用意してほしいところです笑)
この同期は OneDrive アプリが起動したタイミングで動作するようです。細か内動作状況は見えないのですが、いつの間にかデータがアップロードされています。
Windows から見るとこんな感じになります。
月ごとにしておくとこんな感じにフォルダーが分かれてくれます。
今のところフォトファイルと動画ファイルが同期対象ですが、ピクチャ - カメラロールに格納されるので、 PC との連携がかなりやりやすくなりますね。
まだ利用したことのない方はぜひ利用を検討してみて下さい。
PC でのフォト利用が非常に簡単になりますよ!
音楽:National anthem of MACROSS