Microsoft 365 Outlook on the Web からの添付返信が EOS となるようです

Outlook on the Web はブラウザーで大半の操作を完結できる優れた UI を持っています。

しかしながら自身の UI の中で何でも解決すべきという流れの中で使い勝手は悪いものの搭載が継続して行われたというものも多くありました。

そのうちの一つ、プレビューされた Office ファイルから、編集と返信を同時に行える機能が用意されていたのですが、この機能、 2023 年 6 月で終了となる方向になったようです。

以下イメージを見てもらうとわかると思うのですが、メールを開いて添付をプレビューすると、プレビュー画面の上部に Outlook on the Web から Office アプリに切り換えるもしくは編集して返信するための項目が表示されます。

この編集して返信ボタンがクローズするということですね。

このボタンを押すと左側に Office for the Web が表示され、右側に返信画面が表示されるという、かなり解像度が大きい PC でないと何とも使いにくい感じだったのです。この辺りを鑑みて終了させる方向にしたものと思われますね。

ちなみにデスクトップ版の Outlook (現行版)ではプレビューのみが行えるようになっているため、もしかしたら気が付かない人もいらっしゃるのかもしれません。

新しい Outlook ( PWA 版に近い UI のバージョン)では Outlook on the Web と同様に編集して返信を行えるので、本リリース前に機能がなくなるようなイメージになりそうでうs。

今後、こういったシチュエーションでは、添付ファイルをクラウドに保存し、そのファイルを編集したのちにメールに再リンクするという流れが必要となります。

少し手数は増えますが、 OneDrive や SharePoint を経由させることでファイルの所在を管理しやすくなるので、長所が増えるというところかもしれませんね。

今後も発展的変更は続くと思いますが、うまく取り入れて活用して行きましょう!

音楽:The man in the desert