Microsoft 365 Outlook のリンクプレビューについて

Outlook on the Web では URL を入力すると自動的にプレビューを表示してくれる機能があるのですが、プレビューが表示されるときとされないときがあり、どういった動きになるのか気になったので確かめてみました。

ここで言っているリンクプレビューとは、 Outlook on the Web の設定メニューからメール、作成と返信内にあるリンクプレビューの「メール内でリンクのプレビュー」チェックの有無のことです。

この項目、作成と返信にあるのに受信後の動作にも影響があるようです。
そのため少し迷ってしまいました。。。

というわけで早速見ていきたいと思います。

ちなみにこの設定は以下のサイトに使い方が記載されています。
リンクプレビューは有用な機能なので使い方を覚えておくとよいと思います。

https://support.microsoft.com/konja-jp/office/ebbfd8ce-d38e-40ef-bb8c-a5362e881163?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

【受信時】

https://microsoft.com をリンクにしてメールに書いて外部から送付してみました。
この時はリンクプレビューを「オン」にしています。

表示後若干のラグがあった後、サイトの情報が表示されました。
ちゃんと確認していないですが、英語サイトが表示されたため、 Proxy のような形で Outlook on the Web がブラウザになり別サイトを表示しているのかと思われます。

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この後、リンクプレビューをオフにしてみます。 

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すると、このサイトの情報は見えなくなりました。 

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外部から送信した時はこの制御が聞くのですが、社内から送付した場合は動作が異なります。
送信時にプレビューを×で消しておくと、リンクプレビューが「オン」でもプレビューが行われません。

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【送信時】

続いて送信時です。
送信時でのリンクプレビュー機能は画面の差し込みとして動きます。

メール作成画面で URL を入力し、エンターを押下するとリンクに変換されます。

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エンター時の動作はリンクプレビューのオンオフによって制御できますが、「オン」の場合でも表示されたサイト情報の右上にある×を押せばユーザー側の制御で消すことができます。先に記したように、ここで消しておけば受信側で表示されることもありません。

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という感じでリンクプレビューが動作します。
この挙動を覚え、うまく活用していきましょう!

音楽:戴冠式