Microsoft 365 Windows 版 Outlook の Web ベース版が一般リリースされるようです

Office Insider の方は少し前から利用できていた WindowsOutlook の Web ベース版ですが、 2023 年 4 月から 6 月にかけて現在のチャネルと月次 Channel にリリースされるようです。

この Outlook の新バージョンは起動後右上にある「新しい Outlook を試す」をオンにすることで利用できるようになります。

4 月以降、このトグルスイッチが表示されるようになるということですね。

このトグルをオンにすると今の Insider バージョンでは以下のようにプレビュー段階である旨が表示されますが、これも表示されなくなるということかと思います。

ちなみに、久々にトグルをオンにしたところエラーになりました汗

これは Web ベースになったことが影響しているのかと思いますが、アプリ側の状態と Web 側の状態に差があるとエラーになるみたいですね。

これが表示されたら Win + R でファイルを指定して実行を行いましょう。

以下コマンドを入力すると Outlook がアップグレードされ、起動できるようになります。

olk.exe -forceupdate

先ほどのダイアログでは 1 件のアカウントのみサポートとなっていましたが、すでにアカウント追加ボタンも作られており、増やすことが出来そうでした。

ただ、今のところ Microsoft 365 のみが対象となっています。 4 月からは Gmail や Yahoo メールに対応するような方向のようです。

ちなみにこの新しいインターフェースを無効にしたい場合は今のうちに以下レジストリを作成しておきましょう。

コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Options\General

HideNewOutlookToggle

DWORD 1

こうすることで今までの Outlook のままとなり、トグルスイッチも表示されなくなります。

これは、 Outlook のアドインを利用している場合に必要な状態となっており VSTO と呼ばれる機能を使ったアドインは新しい Outlook に対応していないのです。

早いうちに Office アドインに切り換えるようにしておくことが重要となります。

ちなみに新しい Outlook はウィンドウモードに弱いようです。

画面を最大画面以外で使っていたら画面が崩れました。

こういったところをすぐに直せるのは Web ベースの利点となると思います。

こういったスピード感を優先する方針になるのでしょうね。これからは。

音楽:夜明けのオクターブ