今回より Windows 11 のリリース情報については Dev Channel の番号ではなくその週のリリースとしてお届けさせていただこうと思います。
というのも、先週お伝えしたように、 Windows のインサイダー提供方式が装いを新たに、 Canary Channel を用意してきたからです。
この Chanary Channel は不定期更新となり、バグフィックス中心の場合は変更点の連携もないとのことなので、ちょっと今までとはやり方を変えてみたいと思います。
今週の Canary は更新が無く、Beta Channel と Windows 11 オリジナルリリースの Release Preview Channel が更新されました。
更に Windows 10 の 22H2 の Release Preview Channel も更新が入っています。
【以下は Canary Channel で、更新がありませんでした】
今回の更新では Beta Channel が Build 22621.1465 、22624.1465 にバージョンアップしています。
このバージョンでライブキャプションが日本語でも利用できるようになっています。ライブキャプションを利用したい場合は Win + Ctrl + L で起動することができます。
動画サイトなどで利用すると音をオンにしなくてもある程度内容が分かるようになるので、キャプションが用意されていないときは特におすすめです。
また、タッチキーボードの表示方法の設定も行えるようになっています。
この機能、旧 Dev Channel でもリリースされているのですが、全体じゃなく一部リリースだったのですよね。 Canary Channel になった今もまだ表示されないので、人によっては Beta Channel のほうが早く見えるようになっているかもしれません。
さらにこのバージョンでは、キオスクモードに改善が入っており、複数のアプリをキオスクとして設定できるようになったようです。
今までは 1 つのみでしたから、使い勝手の幅が広がりますね。
キオスクモードは特定アプリだけを起動できるようにするモードなので、デジタルサイネージなど特定用途でしか使わないの一般にはあまり認知されていないかもしれません。
この設定は以下の Learn を見ると使い方が分かります。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/configuration/kiosk-mdm-bridge?WT.mc_id=WDIT-MVP-5002496
ほか、 Release Preview Channel はプリンタの互換性が改善するなどバグフィックスが中心となっています。
今後どのような流れになるのかわかりませんが、いろいろな機能が使えるようになっていくとよいですね!
音楽:水仕事