Microsoft 365 の中でも Teams はここ数年主要機能の座に君臨してきましたが Mesh for Teams のリリースが行われないまま長き月日が過ぎ去っていきました。
そろそろ新機能のリリースがある頃かな。と思っていたところ、Mesh の前にグリーン スクリーン機能がリリース目前となったようです。
グリーンスクリーン機能とはその名の通り背景をグリーンにすることで透過させる技術です。一般的にはクロマキー合成とうたわれるものですね。
この機能は Web 会議でカメラをオンにしたとき表示される背景設定の一部となっています。
説明欄を見るとあるように、仮想背景を利用している場合で背景が単色であれば、背景を抜き出す時によりきれいに行うことができるというわけですね。
設定を行おうとするとデバイスのページに飛ばされます。
ここにある緑の画面が機能本体ですね。
利用方法はいたって簡単で、トグルスイッチをオンにしたうえで、右側のパレットのようなところをクリックして背景色をスポイトで取り出すだけとなっています。
そのため、緑の画面という機能名ではあるものの、背景色が緑である必要は必ずしもないということです。
また一色だけをくり抜く機能なので、一部の背景を残したいというときにも利用できますね。
背景を自動で切り抜ける今、あまり使いどころが多くないかもしれませんが、使いこなせれば面白くなるのではないでしょうか。
この機能、 3 月下旬までにパブリックプレビューを行い、 4 月下旬までにリリースされる予定なので、ぜひ追っておくと良いでしょう。
音楽:Din Don Dan Dan