2021 年 7 月に Windows 365 のセルフ購入機能についてアナウンスしたのですが、その機能に今度は試用版へのアクセスが行える機能が追加されるようです。
まずは 2022 年 1 月 26 日から Project および Visio にてこの機能が有効となるようです。
試用期間は 30 日と長くはないのですが、試すにはちょうどよい期間ですね。
【 Project P1 P3 】
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/roadmap?filters=&searchterms=90047
【 Visio P1 P2 】
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/roadmap?filters=&searchterms=88821
日本の商習慣的には特に大企業を中心に BYOD が根付いているとはいえず、ソフトウェア不正使用の観点からこういった試用版の利用にも制限をかけているケースは多いのではないでしょうか。
個人的にはサブスクリプション制となったことで試用が直接的な不正使用につながらなくなったという事情を踏まえ、こういった利用は許可されるようになってほしいところですが、世の中に広まっていくまでは時間がかかるのかと思われます。
前回 Windows 365 の時も案内しましたが、以下 Windows PowerShell コマンドレットで許可状況を確認することができます。
Install-Module -Name MSCommerce
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned
Import-Module -name MSCommerce
Connect-MSCommerce
Get-MSCommerceProductPolicies -PolicyId AllowSelfServicePurchase
試用版のみ禁止するようなことはできず、セルフ購入機能自身を停止する形になりますが、制御も行えます。
セルフ機能自身もあまり知られていない感もありますので、これを機にぜひ一度チェックしてみてください。
音楽:モノクローム