新しい Outlook になり、ホームタブにある報告のボタンを見る機会が増えたように感じています。この機能、今まで Microsoft にメールを送って詐欺や迷惑メールを判断してもらい、 SPAM 判定の向上に利用する機能だと思っていたのですが、 Microsoft Defender の P2 ライセンスがあれば管理者もメールを見ることができる機能となっていたようです。
以下の Learn を見ると Microsoft には送付される理解をしていたのですが、よく見ると自分にも送付できル旨も書かれていました。これは気が付かなかった、、、
この記述が Microsoft へ送付することが書かれている部分ですね。
さらに下のほうを読んでいくと、こんな形で述べられていました。設定が出来るんですね。
設定はこちらの画面から行う形でした。「報告されたメッセージの宛先」に Microsoft を設定するか、管理者のメールボックスを設定するか選ぶことができます。
https://security.microsoft.com/securitysettings/userSubmission
ここで管理者を選ぶとこのページから報告があった旨を確認できるのですね。
https://security.microsoft.com/reportsubmission
ここで問題の有無を確認し、ユーザーに返信することもできるため、 CSIRT チームを構えている場合はこちらに権限を渡し、問題の判断をしてもらうとよさそうですね。
Microsoft 365 E5 関連の機能として Defender P2 が使えるので、この辺りのライセンスを利用している場合はぜひ一度チェックしてみるとよいかもしれません。
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