Microsoft 365 IE11 でのサービス終了について、まとめが出ていました

2021 年 8 月 17 日で終了となる IE11 での Microsoft 365 サポートですが、 すでに Teams のアクセスができなくなっているなど、 着々とその日程に向かって包囲網が形成されつつあります。

そんな中で一つの指針となるいつ何が使えなくなるのかまとめた Microsoft アプリのサポート終了日程が公開されているのはご存じでしょうか。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/announcements/internet-explorer-11-support-end-dates?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

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こちらに記載されているように、次は 2021 年 3 月 31 日の Azure Portal ですね。
この画面は管理者が利用するところなので、 IE11 が使えないとサーバーからアクセスできなくなるため、運用に支障が出るというケースが起こりえそうです。

私の周りでも、クラウドであってもサーバールームからのアクセスのみを許可したい。というようなケースがまだまだ見ることができます。
こういったケースは実際に運用してみると無理が多くあり、運用を煩雑にしがちなので、一度立ち止まって本当に良い運用なのか見直してみるのも一つかもしれません。(実際に理にかなっている運用であれば多少の煩雑さは許容するべきということもあるのでこの辺りはやってみてですね。)

その後、 2021 年 8 月 17 日の Microsoft 365 にアクセスできなくなる日程につながるのですが、 Edge 上の IEMode でもつながらないことが明言されています。

まあ IEMode は組織内の仕組みを動かすためのものなので、当然といえば当然かもしれません。
Edge では、エクスプローラービューや file プロトコルの起動などができなくなるため、事前にこれらの代替案を準備しておく必要があります。
早めに準備をおこない、終了時に混乱しないように持っていきたいですね。

音楽:My Love