もう完全に忘れていましたが、 2021 年 2 月末までで Exchange Online で AD RMS のサポートが終了します。
一瞬、え!ライツマネジメントができなくなるの!?と思ってしまいますが、サポートが終了するのはオンプレ AD での RMS となっています。
Azure RMS は引き続き利用できるため、 RMS を使いたい場合は Azure RMS を使うように設定していく必要があります。
AD RMS でできることと今の Azure RMS (新しい OME 機能の欄となります)でできることはこの docs 内にも記載されています。
見るとわかりますが、カスタムテンプレートがなくなるのですが、それ以外はほぼ互換性があります。
ただ AD RMS はオンプレである利点を生かし、 AD RMS サーバーにアクセスできないケースではメッセージの暗号化を解除できない。ということができました。この点を利用して社内でのみアクセスできるようにするというような使い方も一時はやっていたので、そのような利用方法を行っていた人は乗り換えが少し難しいかもしれません。
そのケースでは、 Azure AD のアクセス場所制御の活用など、方式の検討を行ってみてください。
音楽:未完成ラブストーリー