2020 年11 月末で Teams の IE11 サポートが終了するというアナウンスが流れましたが、 12 月に入り、IE11 では利用ができなくなってしまったようです。
以下のアドレスにアクセスすると IE では開けない旨が記されたアドレスにリダイレクトされてしまいました。
さらに、自動的に Edge が起動して、こちらで動作させるようにアナウンスが出てきました。この画面、閲覧を続けるを押さない限りほかのタブにも遷移できなくなるという、かなり強引なボタンに作り上げられているようです。
また、同時に英語サイトですが、以下のアドレスも別タブで表示されました。
アドレスバーの下に Edge への切り替えを薦める情報バーが出ていますが、この Microsoft Edge を探索ボタンを押下すると日本語の同一サイトに遷移するため、機能的に言語切り替えができないような作りになっているのかと思われます。
https://microsoftedgewelcome.microsoft.com/en-us/
Edge ではほかに Teams 本体も表示されました。(閲覧を続けるボタンを押すとこの画面に遷移するようです。)
ところで、どうやって IE11 はこの画面に切り替えるのだろうと思いちょっと調べてみました。
要約するとどうも 2020 年 10 月にアナウンスしたように、 Edge のプラグインで動作を変えているようです。
Edge 87 からブラウザのリダイレクトが始まるようです - ()のブログ (hatenablog.com)
IE11 のメニューからアドオンの管理を選択してみたところ、 IEToEdge BHO というモジュールが動作していました。しかもこのモジュール、無効化が押せなくなっているという強制動作仕様となっています。
実体のファイルの場所は詳細情報のリンクから見ることができるため、そのアドレスに遷移して dll の名前を変えてみたところ、、、
自動的な遷移は行われなくなりました。
ただし Teams が起動できないのは変わりなく、以下のアドレスにリダイレクトされる形に。
https://teams.microsoft.com/_#/unsupportedIE
残念ながらもう IE11 では Teams を起動できなくなりました。
docs の方でもすでに利用できない旨のアナウンスがなされるという素早い対応が行われていました。残念ですが、時代の流れですかねぇ。
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