SharePoint のリストが Lists という名前で個別アプリに分割されるアナウンスが以前にありましたが、 Teams 上で利用できるようになっていました。
Teams 上で左側の三点リーダーからアプリを追加することで利用できます。
Lists と入力すると一番上に表示されますね。
アイコンの色がビビッドで映えています。
Lists の実体はリストなので SharePoint を利用したことがあればすんなりと利用できるかと思います。
要は体系だったデータを簡単に扱うためのツールとなります。
出欠表のような日付と出席者、出欠状況といった入力したい情報が決まっているものを扱う時に利用すると便利です。
Teams 上からはチャネルの配下に収められる形となります。
そのため、どのチャネルに属する情報なのかを最初に決めます。
検索窓にチーム名を入力すると簡単に検索できますね。
が、今のところ、日本語名のチャネルは検索に掛からないようです。
チーム名は引っかかるので、読み取り方が異なるのかもしれません。
今のところはチャネルではなくチームで探すのがよさそうです。
選んだら設定を押下し、保存に進みます。
これでチャネルのタブに Lists が追加されました。
この時点では Lists アプリが使えるようになっただけで、リストはこれから作成する流れとなります。
既存のリストを追加というメニューがあるのは、 SharePoint で作成したリストを Teams に読み込ませるための機能のようです。 SharePoint と Teams では、 Teams 側では一部が表示されるという考え方のようですね。
リストの作成で新規作成を試みた場合、テンプレートを選択することができました。
結構充実していて、 10 種類から選べるようになっています。
今回は「イベントの日程」を選んで作成してみます。
テンプレートでは、どういった内容を入れるのが良いか、例示が出るようになっています。これはかなり良い機能ですね。
テンプレートとしては、上部にあるセッション名、セッションコードといった名称だけが利用されるのですが、それだけだとどのようなものかぱっとイメージするのは困難ですよね。
「テンプレートを使用」を押して作成を進められます。
リストの名称とアイコンなどを選び作成を押すとリストが作成されます。
出来上がったリストは以下の形になるのですが、残念ながらどこにアイコンが使われるのかわかりませんでした汗
ビューもテンプレートに入っており、リストテンプレートなのかとも思ったのですが、 SharePoint 上のテンプレートにはいなさそうなので Teams で準備を行うのかと思われます。この辺りもカスタム化できると楽しくなりそうですね。
ちなみに SharePoint では Lists の下のアドレスとして作成されます。通常のリストと同等ということですね。
チーム名/Lists/List1/AllItems.aspx
Teams から新しいアイテムを作成すると項目が 2 段組みで表示されました。
SharePoint では Power Apps 化しないとできない芸当なので、これは良いですね。
見た目も含め、入力がしやすそうです。
作成したデータは Teams からも SharePoint からも同様に見ることができます。
SharePoint は最近ドキュメントの格納場所になりつつあったので、リスト機能に焦点を当て直したのは非常に良い方向性に感じます。
Teams からの Lists 機能利用については今後以下にまとめていかれるのかと思われます。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/manage-lists-app?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
現状ではアクセス権回りが SharePoint と同期していないという内容が記されているので、少し注意を払っておいた方がよいかもしれません。
音楽：Renga
