Microsoft 365 の機能はメールの Exchange 、ドキュメントの OneDrive for Business 、データの SharePoint が大枠となり、それを統合する Teams が主力機能であるということはご存じかと思います。
この機能のうち、データの SharePoint だけは無料版で提供されておらず、文字ベースの情報はメモ帳や OneNote で管理していた方も多かったのではないでしょうか。
そんな中、とうとう SharePoint のリスト部分を個人向けに焼き直した Lists が無料版に提供されるようになるようです。
現在はプレビュー版として、先着 20 万アカウントまで解放されているようです。
気になる方は以下サイトから Try preview を選択しましょう。現在は残念ながら英語版のみとなっています。
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/microsoft-lists-preview
サインインを済ませると、すぐに利用できるようになります。
Lists のアドレスは Live.com の配下に設置されているようです。この形であれば組織版の Microsoft 365 とアドレスがかぶらないので安心ですね。
最初のスプラッシュはこんな感じです。
見た感じは組織版の Lists と変わらなそうですね。
最初の画面はリストの一覧でした。かなりすっきりとした見た目ですが、 Lists と同じ見た目ですね。マイ リストだけが作れるイメージがしやすいでしょうか。
ちなみに左のワッフルボタンを押すとファミリーセーフティーが表示されるので Live.com 版であることが分かります。
早速リストの作成を行っていきましょう。
テンプレートも組織版と同じような感じですね。
今回はブランクを選択していきます。
作成時の画面もほぼ一緒です。
保存先が選べないくらいでしょうか。
リストができると以下の画面になりました。この画面は組織版と異なっていますね。よりスタイリッシュに見えます。
ちなみにアドレスは以下のような形式で管理されるようです。 listId で一意にする形になっています。
https://lists.live.com/?l=&listId=
新規にアイテムを作成するとこんな感じです。この辺りも若干違いがあり、右ペインで新規作成ではなく、中央にダイアログ表示されました。
列やアイテムを簡単に追加できるのは組織版と一緒ですね。
列の作成はこんな感じでした。
Person の列はおそらく自分しか選択できないはずなので、あまり意味がなさそうな感じがします。
大きく異なっているのはこの View の表示ですね。
フォルダータグの形で色分けされているのが分かりやすいですね。
View を作成する場合は右の + ボタンで行います。
カレンダーやギャラリー形式も作れるのでうまく使い分けを行っていきましょう。
というわけで Lists の作成でした。
今はプレビューですが、 GA したら面白いことになりそうです。
ファイル以外の共有方法になるため、うまい使い分けが必要になりますね!
音楽:Deep Trench