Microsoft 365 Lists が MSA ユーザー向けにも開放されるようです

Microsoft 365 の機能はメールの Exchange 、ドキュメントの OneDrive for Business 、データの SharePoint が大枠となり、それを統合する Teams が主力機能であるということはご存じかと思います。

この機能のうち、データの SharePoint だけは無料版で提供されておらず、文字ベースの情報はメモ帳や OneNote で管理していた方も多かったのではないでしょうか。

そんな中、とうとう SharePoint のリスト部分を個人向けに焼き直した Lists が無料版に提供されるようになるようです。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/microsoft-365-blog/try-microsoft-lists-with-your-microsoft-account-preview/ba-p/3083390?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

現在はプレビュー版として、先着 20 万アカウントまで解放されているようです。

気になる方は以下サイトから Try preview を選択しましょう。現在は残念ながら英語版のみとなっています。

https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/microsoft-lists-preview

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サインインを済ませると、すぐに利用できるようになります。
Lists のアドレスは Live.com の配下に設置されているようです。この形であれば組織版の Microsoft 365 とアドレスがかぶらないので安心ですね。

https://lists.live.com/

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最初のスプラッシュはこんな感じです。

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見た感じは組織版の Lists と変わらなそうですね。

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最初の画面はリストの一覧でした。かなりすっきりとした見た目ですが、 Lists と同じ見た目ですね。マイ リストだけが作れるイメージがしやすいでしょうか。

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ちなみに左のワッフルボタンを押すとファミリーセーフティーが表示されるので Live.com 版であることが分かります。

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早速リストの作成を行っていきましょう。
テンプレートも組織版と同じような感じですね。
今回はブランクを選択していきます。

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作成時の画面もほぼ一緒です。

保存先が選べないくらいでしょうか。

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リストができると以下の画面になりました。この画面は組織版と異なっていますね。よりスタイリッシュに見えます。

ちなみにアドレスは以下のような形式で管理されるようです。 listId で一意にする形になっています。

https://lists.live.com/?l=&listId=

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新規にアイテムを作成するとこんな感じです。この辺りも若干違いがあり、右ペインで新規作成ではなく、中央にダイアログ表示されました。

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列やアイテムを簡単に追加できるのは組織版と一緒ですね。

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列の作成はこんな感じでした。

Person の列はおそらく自分しか選択できないはずなので、あまり意味がなさそうな感じがします。
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大きく異なっているのはこの View の表示ですね。
フォルダータグの形で色分けされているのが分かりやすいですね。

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View を作成する場合は右の + ボタンで行います。

カレンダーやギャラリー形式も作れるのでうまく使い分けを行っていきましょう。

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というわけで Lists の作成でした。

今はプレビューですが、 GA したら面白いことになりそうです。

ファイル以外の共有方法になるため、うまい使い分けが必要になりますね!

音楽:Deep Trench