Microsoft 365 の Teams 管理センターを確認していたところ、テンプレート ポリシーという項目が増えていることに気が付きました。
https://admin.teams.microsoft.com/policies/template-policy
Teams で新規にチームを作成する際にテンプレートから選択して作成できることは知っていたのですが、作成者毎に利用できるテンプレートを変更できるというところは認識できていませんでした。
テンプレートを選択して表示・非表示を変更する仕組みとなっています。
選択後に非表示ボタンを押すと非表示のテンプレートに移動する形になりますね。
見落としがちなのですが、一番下に保存ボタンがあるので、表示・非表示を変更した場合は押すのを忘れないようにしましょう。
このテンプレートポリシーではテンプレートの選択のみが可能となっており、テンプレートの作成はチームテンプレートという場所から実施します。
追加ボタンを押すと簡単にテンプレートを作成できます。
https://admin.teams.microsoft.com/teams/templates
作成するテンプレートは新規、既存チームを利用、既存テンプレートをテンプレートにするの 3 種類から選ぶことができました。
新規のパターンでは大きく 2 つの設定を行っていきます。
最初は名前とロケールの設定です。
続いて必要な数のチャネルとアプリを設定していきます。
チャネルの設定ではこのテンプレートのアプリを追加の個所からタブを追加することもできます。
上記のチャネル一覧ではタブという記載になっているため、ちょっとわかりにくいですが覚えてしまえば簡単です。
アプリの追加は全体で利用できるアプリですね。
チャネルにアプリを追加する際も同様なのですが、文字列で検索を行ったうえで追加ボタンを押すことでアプリをテンプレートに含めることができます。
テンプレートの作成を終えると、テンプレート一覧の上部に緑色の成功バーが表示されたら完了です。
テンプレートに関しては以下の docs に記載があるので、利用する場合は一読するとよいでしょう。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/create-a-team-template?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
Teams を使う上では必須ではないですが、いくつかパターンを作っておくと活用の幅が広がるので、ぜひこの使い方は覚えておくとよいでしょう。
音楽：ウィルゲム離陸
