Teams アプリから作成するチームですが、テンプレートかチームを作成できるように更新が入っているようです。
Teams アプリでチームを選択し、一覧が表示されたらその一番下にあるチームに参加、またはチームを作成というリンクをクリックします。
するとチームを作成するためのタイルが表示されるので、左側のチームを作成ボタンをクリックしましょう。
作成するチームに適用するテンプレートの一覧が表示されました。
14 のテンプレートが用意されています。
テンプレートタイトルの下部に分野が記載されており、金融や行政、小売適用すると使いやすそうに思えるものという観点で案内されています。これは作成の目安になりそうですね。
ちなみにこのテンプレート、 Teams 本体だけではなく、関連するアプリも設定してくれるようです。
チャネルの作成とそのチャネルに属するタブとしてアプリを設定してくれるような動きとなっています。
14 個のプロジェクトについてそれぞれ見てみましょう。
クリックすると Teams に構成されるアプリとチャネルが見みえます。
一部見知らぬアプリがありますね。
【プロジェクトの管理】
【イベントを管理】
【従業員のオンボード】
【 Office 365 の導入】
【ヘルプ デスクの整理】
【インシデント対応】
【危険通信】
【 Microsoft Store の管理】
【銀行の支店】
【患者のケア】
【病院】
【品質と安全性】
【マネージャー用小売業】
【ボランティアの管理】
いろいろありすぎて目移りしてしまったので、今回は「品質と安全性」で作成してみましょう。
最初に作成する種類を選びます。パブリックか、プライベートか。ですね。
続いてチームに名称を設定します。
ここまでは通常の作成と変わりません。
このページの下部にチャンネルのカスタマイズというのが表示されていますが、開くと名称を変更できるようです。タイトルはチャンネル、中身はチャネルと名称が統一されていないのが若干気にはなりますが忘れましょう笑
それぞれのチャネルの名称を決定したら作成ボタンを押していきます。
作成されるまで少し時間がかかります。
と言っても、チャネルが多い分長いのかな。といった程度ですね。
作成が完了したら追加メンバーの設定です。この辺りは通常のチームと変わらないですね。
出来上がるとこんな形でチャネルが複数表示されました。
メンテナンスチャネルに見慣れないタブがあったので開いてみたところです。
いきなり構成が始まり、アプリがインストールされていきます。
このアプリは Power Apps 製で接続が必要なものとなるため許可設定が出てくるようです。
なお、最初にタブをクリックするとさらにタブが増えていきました。
アプリが複数のタブを切り替えながら動作するからですね。
インストールが終わったら設定が開始されます。
このアイコン、検査というアプリですね。
設定を終えると実際の構成作業に入りました。
見た目上、チームに導入されたように見えますが、アプリは独立したものなので、設定時に再度チームを選ぶつくりとなっているようです。
設定の最後にはちゃっかりと宣伝が笑
Power Apps の強みである自身での修正を前面に出してきていますね。
詳細を見るのボタンを押すと Power Apps のカスタマイズサンプルのページに飛ばされました。
https://docs.microsoft.com/en-us/powerapps/teams/customize-sample-apps?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
実際のアプリはこんな形でした。これは管理画面ですが、検査する場所を登録しておき、、、
どのような内容の検査を行うか定義するみたいですね。
チームを作成しただけですが、 Power Apps のアプリサンプルまで見えてきたのは驚きました。
マイクロソフトが考える Teams はすべての作業の入り口で、その中でローコード開発したアプリを駆使してもらうというものになっているので、その形が生きているテンプレートですね。
アプリは英語も混じっているのでちょっと気が引けてしまうかもしれませんが、 Teams の有効活用という点ではかなり良い仕掛けになっています。
一度テンプレートを展開し触ってみると面白いですよ!
音楽:Space Lion