2020年 10月 13日 はマイクロソフトプロダクトが大量にサポート終了となる日程だったのですが、皆さん製品の更新や乗り換えは行えましたでしょうか。
特にピックアップしてとりだたされていたのは Office 2010 。 1月 に EOS となった Windows 7 とともにマイクロソフトが総力を挙げて周知していたことは記憶に新しいかもしれません。
しかし実際には Office 2010 のみならず、その他もろもろが EOS となっているのです。
以下サイトにはその全容が記されています。
【モダンポリシーでの EOS 】
【従来ポリシーの EOS 】
【 EOS ではなく延長ポリシーへの移行】
こうしてみるとかなり多いことがわかります。
例えば Windows 10 の 1709 は、コロナ対応でサポート期限が延長されたものの一つです。このタイミングで延長が終了となったため、 1809 以上のバージョンへの移行が必要となります。
他のものとしては MAC 版の Office 2016 でしょうか。
MAC 版はサポート期間が短くはやくも 2016 系が EOS となっています。
すべての Office 2010 という箇所にまとめられてしまっているのですが、 SharePoint Server 2010 も EOS となっています。ちなみに Lync Server 2010 は 2021年 4月 までサポートが継続しています。
ほか、忘れてはならないのが Office 2013 の扱いです。
Office 2013 自体は 2023年までサポートが続きますが、 Microsoft 365 への接続はこの 10月 13日 でサポート終了となっています。
接続ができなくなるのはもう少し先になりそうですが、つながらなくなってもサポート外であるといわれてします状態になったということです。
( 2013 は ADAL が初期では無効のため、そのままではモダン認証が行えません。この辺りが Outlook でよくおこる問題になっていたので使えないと割り切れるようになったのは良いことなのかもしれません、、、)
この後も TLS1.2 対応や SharePoint 2010 ワークフローの終了、 EWS などの基本認証サポート終了など手を加えていく必要がある場所が多く残っているので、これらに心当たりがある方は早めの対処を行いましょう!
音楽:黄河