Microsoft 365 のサブスクリプション版 Office である Microsoft 365 Apps を利用しているユーザーが年々増加しています。
そんな中で他の組織の方と話をしていると、自分の Office にはない機能の話が出たりすることはないでしょうか。
Microsoft 365 Apps には Windows と同様に Channel という更新概念が取り入れられており、随時更新から半年更新まで、同じ Microsoft 365 Apps でも異なる機能が提供されている場合があるのです。
この Channel の概要は以下の Learn 見ていただくとわかりやすいでしょう。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/overview-update-channels?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
今回はこの Channel 以外にも違いが出るケースがあることのお話です。
例えば Microsoft 365 Apps の入った 1 台のコンピューターを複数人で利用するようなケースが時々あります。（もちろんライセンスは一人一人持っている状態で）
その際は Microsoft 365 Apps を共有コンピューターライセンスで認証することになるのですが、この機能、実は Microsoft 365 Business Premium 以上のエディションでのみ利用できる機能なのです。同じ Microsoft 365 Apps for Business でも、 Business Standard で購入した場合は利用できない機能となっているのです。
同じように Outlook でも Microsoft 365 Apps for Business と Enterprise で機能が異なっていたりします。
ちょっとわかりにくいですが、こういったエディションの差を意識してやれることやれないことを考えてみるというのも重要な観点ですね！
音楽：果実ナイフの死
