Microsoft 365 RPA ライセンスが必要となるケースの例示が更新されていました

Microsoft 365 を RPA などのプロダクトとともに利用する場合、専用のライセンスが必要となります。

このライセンス、どういったときにどれだけの数を調達すればよいのかちょっとわかりにくいこともあり、それを例示する資料が公開されています。

https://www.microsoft.com/en-us/licensing/learn-more/volume-licensing-briefs?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&activetab=volume-licensing-briefs-tab%3aprimaryr2

f:id:mohessu:20201015015323p:plain

一番上にある Microsoft 365 Unattended License Overview をクリックすると PDF をダウンロードすることができます。

今までは 2020年 5月 バージョンだったのですが新たに 2020年 10月 バージョンの内容が追加されたようです。

【 2020年 10月 更新版】

f:id:mohessu:20201015015348p:plain

【 2020年 5月 版】

f:id:mohessu:20201015015400p:plain

ざーっと内容を読んでいるのですが、フォーマットが変わったくらいで明確な違いを見つけられませんでした。

Windows 10 と Office アプリ、 Office 365 が対象となるようです。 Windows 10 Enterprise の機能などの特定なく Windows 10 とされているので、この辺りは結構重要な観点ですね。

この中で、動作の起動などで人が介在する場合は有人 RPA 扱いで、マイクロソフトの RPA を利用するなら PowerAutomate ライセンスが必要。バッチ処理などで人が介在しない場合は 無人 RPA 扱いとなり、 Microsoft 365 Unattended ライセンスが必要。ただし、人の減員のためのライセンス置き換えは NG 。という形です。(最後のはわかりにくいですが、 10人 の仕事を 5人 分のライセンスに肩代わりはさせてはならない。ということですね。自動化でレイオフしてはならない。というわけではなさそうなので、関連人員分のライセンスは必要ですよ。という感じでしょうか。) 

ちなみに日本語版はまだ 2020年 5月 版となっています。

https://www.microsoft.com/cms/api/am/binary/RE4ELC4?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

そのうちこのサイトが更新されるのかと思いますので 5月 版と比較してみてはいかがでしょうか。

https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/learn-more/volume-licensing-briefs?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&activetab=volume-licensing-briefs-tab%3aprimaryr2

音楽:Spirit of place