Windows8 / Windows Server 2012 での Microsoft 365 Apps の扱い

Windows 8Windows Server 2012Windows7 よりも前に End Of Services を迎えた OS ですが、まだまだ VDI などでは目にすることがある OS です。

Microsoft 365 Apps のバージョン 2005 以降、これらの OS で安定動作しなくなるとのことがメッセージセンターで述べられていました。

f:id:mohessu:20200602013415p:plainメッセージセンターでの案内では、どのような問題に直面するかまでは記載されていませんでしたが、注意喚起するだけの危険度があるということなのかと思います。

現在の Office Uadate のスピードで行くと、 2021 年 5 月には 2008 がリリースされ、

https://docs.microsoft.com/en-us/OfficeUpdates/update-history-microsoft365-apps-by-date

f:id:mohessu:20200602015412p:plain

これだとわかりにくいので新しい名称で表にしてみました。

バージョン 半期EPプレビュー リリース 半期EP プレビュー EOS 半期EP リリース 半期EP EOS
2108 2021年9月 2022年1月 2022年1月 2023年3月
2102 2021年3月 2021年7月 2021年7月 2022年9月
2008 2020年9月 2021年1月 2021年1月 2022年3月
2002 2020年3月 2020年7月 2020年7月 2021年9月

2005 の機能が含まれるのが 2008 なので、その前のバージョンとなる 2002 の EOS までにバージョンアップが必要となるわけですね。

表右下の 2021 年 9 月が OS 更新のリミットとなるようです。

Windows Server 2012 の RDS などはまだまだ現役のところも多いと思うので、早いうちに更新を検討しておく必要がありそうですね。ただし、 2025 年 10 月には Windows Server 2016 以降の Microsoft 365 Apps サポートも終わるはずなので、リモートセッションではなく WVD などの デスクトップ仮想化も視野に入れての検討を行うのがよさそうです。

音楽:Moon