Windows 8 や Windows Server 2012 は Windows7 よりも前に End Of Services を迎えた OS ですが、まだまだ VDI などでは目にすることがある OS です。
Microsoft 365 Apps のバージョン 2005 以降、これらの OS で安定動作しなくなるとのことがメッセージセンターで述べられていました。
メッセージセンターでの案内では、どのような問題に直面するかまでは記載されていませんでしたが、注意喚起するだけの危険度があるということなのかと思います。
現在の Office Uadate のスピードで行くと、 2021 年 5 月には 2008 がリリースされ、
https://docs.microsoft.com/en-us/OfficeUpdates/update-history-microsoft365-apps-by-date
これだとわかりにくいので新しい名称で表にしてみました。
バージョン | 半期EPプレビュー リリース | 半期EP プレビュー EOS | 半期EP リリース | 半期EP EOS |
2108 | 2021年9月 | 2022年1月 | 2022年1月 | 2023年3月 |
2102 | 2021年3月 | 2021年7月 | 2021年7月 | 2022年9月 |
2008 | 2020年9月 | 2021年1月 | 2021年1月 | 2022年3月 |
2002 | 2020年3月 | 2020年7月 | 2020年7月 | 2021年9月 |
2005 の機能が含まれるのが 2008 なので、その前のバージョンとなる 2002 の EOS までにバージョンアップが必要となるわけですね。
表右下の 2021 年 9 月が OS 更新のリミットとなるようです。
Windows Server 2012 の RDS などはまだまだ現役のところも多いと思うので、早いうちに更新を検討しておく必要がありそうですね。ただし、 2025 年 10 月には Windows Server 2016 以降の Microsoft 365 Apps サポートも終わるはずなので、リモートセッションではなく WVD などの デスクトップ仮想化も視野に入れての検討を行うのがよさそうです。
音楽:Moon