現在発表されている内容では Microsoft 365 Apps ではない買い切り型の Office は、 Office 2021 と Office LTSC の 2 種があるようになっています。
Office LTSC は Business 向けで、 SharePoint Server や Exchange Server という言葉も見ることができます。
Office 2021 はコンシューマおよび小規模ビジネスという分け方となっていました。
Windows Server は 2022 という名称になるアナウンスがなされていたので、 2022 なのかとの思いもあったのですが、 SharePoint Server のプレビューに Subscription Edition という名がついたため、そういった方向ではないものと考えていたのです。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=103322
インストーラーのスプラッシュもその表記に準じていますね。
が、 2021 年 8 月に発表された Hybrid Search のパッチを見ていたところ、バージョン 2022 の文字が、、、
https://www.microsoft.com/en-us/download/103240
Web 画面上にはないのですが、この ps1 のスクリプト内にバージョンチェックロジックがあり、そこで示されていたのです。
対象としている Build 番号も 14131 で SharePoint Server SE と一致していますね。
変なところに情報が隠れているものだなあというお話でした。
というか、本論として伝えたかったのは SharePoint 2016 以降のハイブリッド検索機能を利用している場合、 SharePoint Online 側の仕様変更により 2021 年 10 月 1 日までにこのスクリプトを動かして SPN を登録しておく必要があるようなのです。
スクリプトを実行しない場合、 Microsoft 365 Search の結果にオンプレ側の結果が表示されなくなるとのこと。
このハイブリッド検索、出た時期が微妙だったためか、そこまで利用は多くない感じがしています。 2016 年頃は機密管理したいデータはオンプレという風潮があったので、クロール情報といえどクラウドには上げられない。という感じでしたね。
が、利用している人には結構な問題のため、期日までには適用することをお薦めします!
音楽:説得