昨年の Ignite2019 で発表されていた、 Basic 認証終了に対応した Exchange Online 向け管理用 PowerShell が正式リリースとなっていました。
https://www.powershellgallery.com/packages/ExchangeOnlineManagement/1.0.1
2021 年 1 月以降に Basic 認証が終了するのに伴い、 Preview 版でリリースされていた PowerShell モジュールでしたが、この 6 月に GA となったようです。
API はほとんど同じような機能が実装されているのですが、コマンドレットの名称が異なっているため、置き換え時は何らかの改修が必要となります。
以下の Ignite 時のアナウンスを見ると置き換わるコマンド群が記載されています。
また、このサイトにもあるように、大容量データの取得に強くなったようです。
自動でスレッド化してデータ処理をしてくれるようになったというのはかなり大きい変更ではないでしょうか。
Docs の方も更新されており、インストール方法が一通りまとまっていました。
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/exchange/exchange-online-powershell-v2?view=exchange-ps
早速インストールして Connect-ExchangeOnline コマンドを実行!
最初にモダン認証が聞かれる形でした。
この画面が出ると安心しますね笑
ちなみに Credential を読み込むこともできるようです。
まだ出たばかりではありますが、半年後には Basic 認証ができなくなることもあるので、早めに移行を計画しておきたいですね。
音楽:lava