Windows7のEOSが近づいており、Windows10も9億台を超えてきている現在ですが、ここにきてWindows7界隈ににぎやかさが出てきているようです。
というもの、Office365 ProPlusのセキュリティ更新プログラムがWindows7PCにおいて2023年まで提供されることが決まったようです。
https://docs.microsoft.com/en-us/deployoffice/windows-7-support?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
面白いところとして、新機能の提供は行わず、セキュリティ更新プログラムのみを提供するというところでしょうか。
いうなれば、1908のSACが3年間使えるようなイメージになるのかと思われます。
ただ、新機能の提供が行われないため、生産性を高めるためのOfficeの意味が薄れてしまうということでもあるため、かなり難しい判断だったのではないかと推測されます。
という流れの中ではありますが、Windows7自身のセキュリティ更新プログラム提供となるESUについても中小企業が購入できるように、CSPモデルでの提供が始まるようです。
CSPモデルといわれてもピンとこない人の方が多いと思いますが、ソリューションとしてWindows7 ESUを販売する方法となっており、利用者はマイクロソフトとではなくCSP販売事業者からソリューションの一環として購入するイメージとなります。
Windows7からWindows10への乗り換えソリューションと称して、来年Windows10を利用する基盤を整えながら、1年間Windows7のセキュリティ更新を受けてもらうような組み合わせを提供できるということですね。
魅力的なプランが各社から出てくるのかと思いますが、気を付けていただきたいのはWindows7とOffice365の組み合わせは2020年1月でサポートされなくなるという点です。ProPlusのみ特別にセキュリティ更新がなされるということなので、包括的に利用できるわけではないことに注意しておきましょう。
音楽:PEARLS