2019年も10月に入り、新Surfaceファミリーの発表などでハードウェア界隈が活発な動きをしていますが、それに呼応されるようにWindows7でも新しい動きがありました。
昨日ESUがCSPで提供されるようになるという話をしましたが、それに合わせてESUをWindows7に適用する方法が公開されていました。
https://query.prod.cms.rt.microsoft.com/cms/api/am/binary/RE3TwaS
少し前にMAKキーを使った認証になるようである。とお伝えしていましたが、確定したようで、VLSCからWindows 7 Ext Security Year 1 MAKのキーをダウンロードして個々のマシンに適用させろとなっています。
その際、KB4516033、KB4516048の2つをWindows7PCに適用しておく必要があるようです。2019年9月の定期更新以外ででたモジュールなので、どこかのタイミングで定期更新で代替できるようになるかもしれませんが、今のところこの2つを入れておくことを念頭に置いておきましょう。
https://support.microsoft.com/en-us/help/4516033/windows-7-update-kb4516033
https://support.microsoft.com/en-us/help/4516048/windows-7-update-kb4516048
MAKを適用しておけば、SCCM、Windows Update、WSUSを経由して更新が配信されるようでした。
ここまでは記載の通りなのですが、通常、ESUを適用できるケースはある程度規模がある企業などになると思います。その場合、1台1台にMAKキーを適用するのはかなり難しいのではないかと思います。
そういったケースではVAMTといったツールを利用することがあります。
VAMTについては以下を参照いただくとよいでしょう。
VAMTがESU向けに使えるかどうかまでは述べられておらず、続報を待ちたところですが、一読しておくことをお勧めします。
VAMT自体は英語版のパッケージで提供とあるのがちょっと気になるところではあります。ADKとしての配布なので、言語問わず利用はできると思います。
気が付けばWindows7のEOSまで3か月程度となっているのですよね。Windows10へのアップグレードも含め、検討は早いに越したことはありません。
OSのライフサイクル戦略について検討が行えていない場合は、この機会にぜひ検討を始めてみてはいかがでしょうか。
音楽:ScatCat