Microsoft Copilot in Edge 関連ソースを読み込ませる機能が追加されています

先日 Microsoft 365 AI Day が開催され、日本での Microsoft 365 関連における AI の機運をさらに高める活動が徐々に行われているのですが、その関連からか、 Copilot in Edge にいつの間にか関連ソースサイトを限定する機能が用意されていました。プロンプト入力の上部にあるダイアログボックスがその機能に当たります。

これを開くと関連するソースとこのページから選択できるようになっています。

関連するソースは WEB から適当な部材を検索して回答するモード、このページはその名の通り Edge で表示している最中のページを元に回答するモードという違いになっています。

さらに @ を用いると、このページの話をどの文脈に組み込むのか。というところも決められるようになっていました。

例えば以下のように尋ねることができるというわけです。

実際回答精度はこの機能を使っても変わらないのですが、ページにあるデータを用いて回答しているというのは間違いないようです。

どのようにデータを渡しているのかまではわからなかったのですが、おそらくブラウザーから渡すわけではなく、 Copilot の機能側で読み込みを行っているものと思われます。

上記は Copilot Lab のページを元に回答させているのですが、 ajax の遅延読み込みを行っているようなサイトでもその遅延部分を元に回答しているように見えるんですよね。

ただ、現在入力中の Blog 記事の要約を確認するとそれはそれでサインインしていないと回答できないような内容も応答してくるのでいくつかのロジックが組み合わされているのかもしれませんね。

このように動作面でもどんどん更新されているため、定期的に活用してみるとよいかもしれません。

そして、 Copilot for Microsoft 365 や Copilot Pro のライセンスを持っていれば GPT-4 turbo の利用ができるため、かなり応答速度が速くなっているように感じます。

ライセンスをお持ちの方はどんどん活用するのがよさそうですね!

音楽:雄偉の将