Windows 11 Dev kit for Windows の 2024 年版が発表されています

今回も Build 2024 からの発表となるのですが、 Snapdragon Dev Kit for Windows についてです。

これは昨年も発売された Dev Kit for Windows の 2024 年版です。

Dev Kit for Windows は Arm 版の Windows を動作させるための環境で、その開発環境という感じですね。

大きいのは NPU という AI チップが載っていることなのですが、一年前はそこまで活用度が大きいものではなかったのですが、 2024 年の Build 前に発表された Copilot + PC 構想でこの辺りが加速しそうな感じですね。

ちなみに 2023 年の Dev kit は以下のアドレスで販売していました。

https://www.microsoft.com/ja-jp/d/windows-%E9%96%8B%E7%99%BA%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88-2023/94k0p67w7581?activetab=pivot:%E6%A6%82%E8%A6%81tab

スペックはこんな感じです。

さて、肝心の 2024 年版ですが、以下のサイトで 6 月 18日より発送されるようです。

プレオーダーは既に開始されており、価格は $899 となっています。為替レートが 150 円としても 14 万くらいになるので、日本では値上げに近い感じになっていますね。

https://www.qualcomm.com/news/releases/2024/05/qualcomm-accelerates-development-for-copilot--pcs-with-snapdrago

スペックは以下の通りで、基本的には年次更新の範疇かなといったところです。

https://www.qualcomm.com/content/dam/qcomm-martech/dm-assets/documents/Snapdragon-Dev-Kit-for-Windows-Product-Brief.pdf

今年は Copilot + PC のマシンで Recall という Windows 11 のタイムライン機能が利用できるようになるので NPU 搭載機はかなりはねてくると思います。

今後は Intel 機でも Copilot + PC が出てくるようなので、ラインナップが増えてくることが楽しみですね!

音楽:名前のない部屋