最近 Windows 11 の Insider Program におけるペイントでは、米国のリージョンで生成 AI を活用した機能が利用できるようになるなど、 Windows 10 のリリース時に EOS としようとしてたとは思えないほどのリバイバル状況ですが、まだまだその進化は止まらないようです。
以下の図はペイントを立ち上げた直後なのですが、左側にスライダーが表示されるように変更が入っていました。
このスライダーはブラシを選択しているときにのみ表示されるようになっています。
図形を選択した場合は、今までと変わらずに決まったピクセル数から選ぶ形となっています。
その左側にある塗りつぶしやアウトラインも筆質を選べるのは変わりありませんが、高機能なペインティングソフトとのすみわけが必要な中で、どこまでやるのが良いかを計っているような作りになっています。
【塗りつぶしは下の段】
【アウトラインは上の段】
ひだり下に目をやると、現在のカーソルの位置や選択範囲のサイズ、キャンパスサイズといった基礎的な情報も表示されています。
この辺りは前からあった気もしますが、アイコンが新しくなっている感じがします。
面白い機能はなんといっても背景の削除機能ですね。
これを押すと AI が動き、背景を自動的に削除してくれます。
こんなイメージです。
ちょっと粗い消込にも思えますが、無料で行える機能と思えばこれでも何ら問題はないですよね。
次は米国で展開されている生成 AI との連携が行われると思うのですが、待ち遠しいですね。最近は DELL-E で生成した画像の一部を変更するような機能も追加されたとのことなので、早く触ってみたいですね!
音楽:魔法のコトバ