Ignite 2023 でリリースアナウンスのあった Microsoft Copilot Studio ですが早々に利用可能となったようです。
以下のアドレスからアクセスすることができます。
Microsoft Copilot Studio はその名の通り、 Copilot を作るためのツールで、言い換えるとチャットボットの生成器となっています。 Power Virtual Agents ジャン！と思った方はその通りで、元の Virtual Agents に生成 AI を連携して、より的確な応答を得られることを目指した仕組みとなっています。
ここで面白いのがよくある無料で試すボタンの横に、デモを試すボタンが追加されていること。ちょっとこれを押してみたいと思います。
https://www.microsoft.com/ja-jp/copilot/microsoft-copilot-studio
すると以下の URL に誘導されるのですが、 Web サイトの URL を入力するインターフェースが備えられていました。
https://web.powerva.microsoft.com/tryit
ここにアドレスを入れると、 Bing と連携してチャット応答をカスタマイズしてくれるということですね。
早速マイクロソフトのサイトを指定してどんな動きになるのか見てみたいと思います。
microsoft.com/ja-jp
セットするとまずは使用条件をチェックされます。デモなので営利利用はできないことに注意しましょう。
するとこんな感じにチャットボットがすぐに表示されます。
例えば。ということで以下の文字を入れてみます。
Microsoft 365 とはどういったものですか？
応答がすぐに返ってきました。
Microsoft 365 の説明がリファレンス付きで出てきました。リファレンス先をみると、先ほど設定したアドレスの配下になっていることが確認できます。
そしてちゃんと Web サイトの選択方法にあったように、2 階層目までのページが設定されていました。これはすごい良いですね。一瞬でここまでやれるのはかなり使えます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/what-is-microsoft-365
ちなみに組織アカウントでサインインした場合、以下の利用開始画面に移動します。無料試用が行えるようになっています。
試用を開始するとスプラッシュが表示されましたが、ここでも Power Virtual Agents から強化された仕組みだということが分かります。
最後に今トライアルを行った生成 AI 機能は残念ながら日本語の環境では利用できない状態となっていました。今後拡大する中で利用できるようになるということなので、利用できるタイミングを待っていきましょう！
音楽：ANGEL
