久々に Microsoft の Tier1 イベントとなる AI Tour Tokyo が 2024 年 2 月 20 日に開催されました。
今回はマイクロソフトさんの支援ということで Microsoft Copilot Studio のワークショップにおけるサポート対応をさせていただきました。その中で Copilot Studio の利用範囲の広さを再認識するとともに、ちょっと不明瞭だった点もあったので今回まとめておきたいと思います。
まず、 Copilot Studio は Power Virtual Agents の機能を内包した後継のような扱いとなっています。
この辺りはすんなり入ってくるところかと思いますが、 Copilot の名がついたことにより生成 AI の対応が内包されるような形になったのです。
そのため費用面での変更が大きく入っており、最終的に以下のような価格帯になっています。
これは Microsoft 365 管理センターのマーケットプレースの価格ですが、月 30,000 円で容量付加のライセンスとなっています。
肝心の容量についてですが、 25,000 メッセージの価格となっていました。
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2085130
小さく書かれているのですが、生成 AI に関する会話は 2 メッセージとしてカウントするとなっているため、倍の価格になるという見え方ですね。
では、どのような GPT のモデルが利用されているのか。という点が次に気になるところです。
これについてはコミュニティに回答がありました。 own model ということで、独自実装パターンのものとなっているみたいですね。 GPT4.0 ベースなのかなと思ってみていました。
もちろん Open AI Studio との連携もできるので、その応答の違いなどは今後チェックしていきたいところです。
また、 Copilot Studio では SharePoint との連携もできるとのこと。これはかなり利用の幅が広がる感じがしました。 Learn に書かれているこの辺りですね。
最後に Copilot Studio のアイコンです。
本当は SVG ファイルを見つけたかったのですが、この ico ファイルしか見つけられなかったのです、、、
https://copilotstudio.microsoft.com/favicon.ico
Copilot Studio はこれからかなりいろいろなところで利用されるのではないかと思っています。ぜひ一度トライアルを行い、どのようなものか見ていただければ幸いです。
音楽:破軍