Microsoft 365 Exchange Online PowerShell v2 は 2023 年 7 月で廃止となります

Exchange Online 関連でまたまた大きめの話題が入ってきました。

2021 年から 2022 年にかけて TLS 1.2 対応や基本認証を廃止してきた Exchange Online PowerShell ですが、 2023 年 9 月にリリースされた REST タイプの v3 モジュールをに置き換わり、既存の v1 と v2 のモジュールは 2023 年 7 月 1 日をもって利用できなくなるようです。

https://techcommunity.microsoft.com/t5/exchange-team-blog/announcing-deprecation-of-remote-powershell-rps-protocol-in/ba-p/3695597?WT.mc_id=M365-MVP-5002496

この内容に寄れば New-PSSession や v1 、 v2 モジュールの利用、-UseRPSSession パラメータを利用しているケースが問題となるようです。

これ、リモート PowerShell の時に基本認証が行われているからなのかと思いますが、 v3 モジュールは REST ベースで作られているため、より安全に利用できるので、そちらに移行していきたいということなのでしょう。

v3 モジュールは以下にあり入れ替えることで大枠の操作は代替できるようです。

https://www.powershellgallery.com/packages/ExchangeOnlineManagement/3.0.0

しかしながら、以下資料を見る限りコマンドレットが変わるんですよねえ。

過去に作ったモジュールは更新が必要になりそうです。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/powershell/exchange/exchange-online-powershell-v2?WT.mc_id=M365-MVP-5002496&view=exchange-ps#cmdlets-in-the-exchange-online-powershell-module

2023 年 7 月まではまだ少し時間があるので、対応を進めていくように心がけておきましょう!

音楽:果実ナイフの死