最近何かと Adobe との協業が増えている感のあるマイクロソフトですが、 Teams の PDF デフォルトアプリとして Acrobat を選択できるようになるようです。
対応方法は簡単で、 Teams 管理センターのアプリを管理から Adobe Acrobat を検索しアクセス権をつけていきます。
アクセス権はこんな感じでプロファイルやファイルへのアクセス権を渡す形ですね。
その後セットアップ ポリシーで Acrobat を検索して追加するだけで対応は終わりとなるようです。
実際の手順は以下の Learn にも書いてあるので一読してみるとよいでしょう。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/adobe-acrobat-pdf-viewer-teams?WT.mc_id=M365-MVP-5002496
しかし、 PDF を新しいビューアーで開く必要がある? と思われる方も多いのかと思います。実はこの Adobe 版の Acrobat では PDF に書き込みができる機能があるんですよね。
これ、かなり活用できるケースが多いのです。
書き込み機能の利用には Adobe クラウドへのサインインが必要となるので注意が必要です。
以下が利用できる機能マトリクスです。サインインだけしておけば右から 2 番目のコメント付与まで可能となるので活用して行きたいところかと思います。
もっと高機能に利用したければ有償ライセンスを利用するというのも考えられるかと思います。
この機能のためか、利用時は Adobe Document Cloud というところに一時的に PDF ファイルがアップロードされるという点は押さえておきたいところ。
24 時間以内に削除される Temp データなのですが、利用時は社内ポリシーを意識してチェックしておきましょう。
と言わけで結構使いどころが多そうな Acrobat 連携機能、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか!
音楽:凱旋